更新日:2015年10月22日.全記事数:3,118件.

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アレロックで劇症肝炎?アレロックの怖い副作用


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アレロックと劇症肝炎

asahi.com(朝日新聞社):アレルギー治療薬飲んで劇症肝炎、2人死亡 – アピタル(医療・健康)

 厚生労働省は29日、花粉症などアレルギーの治療に使われる医薬品「アレロック」(成分名・オロパタジン)を飲んだ患者で、副作用が疑われる劇症肝炎により、男女2人が死亡していたと発表した。
 厚労省によると、2008年4月~11年3月の3年間で、アレロックとの因果関係が否定できない劇症肝炎で死亡した患者が2例報告された。亡くなったのは90代男性と40代女性。
 アレロックは01年3月から販売され、推計で年間443万8千人が使用しているという。厚労省の指示で、製薬会社の協和発酵キリンは、医師向けの説明書の「重大な副作用」欄に劇症肝炎を追加し、経過観察をするよう医療機関に注意を促している。

年間443万8千人が使用。

3年間で2人の劇症肝炎。

1人は13日間服用、1人は208日間服用。

服用していた薬はアレロックだけではない。

因果関係があるのかどうだかわからないけど、否定はできない。

一般紙に出たら気にする患者もいそう。

兆候が見られたら注意。

アレロック

選択的な抗ヒスタミン作用。

ケミカルメディエーターなどの産生・遊離抑制作用。

神経伝達物質タキキニン遊離抑制作用。

アレロック開発の経緯

アレロック錠の主薬である塩酸オロパタジンは、化学構造上両性化合物に属する新規の抗アレルギー剤である。

1980年代初頭から、弊社医薬総合研究所において従来の酸性及び塩基性抗アレルギー剤双方の薬理的特徴に加え、新たな

作用も有する抗アレルギー剤を創製する目的で、各種誘導体がスクリーニングされた。

その結果、本剤は前臨床試験において、主作用である抗ヒスタミン作用に加えて、ヒスタミン、アラキドン酸、トロンボ

キサン、ロイコトリエンなどの化学伝達物質の遊離抑制作用、タキキニンの
遊離抑制作用などを示し、さらに各種アレルギー性疾患モデルにおいて、優れた抗アレルギー作用が確認された。

アレロックの特徴

1.アレルギー性鼻炎の三大症状(くしゃみ、鼻漏、鼻閉)を改善する。特に、鼻閉に対して74.3%の改善率を示した。

2.慢性蕁麻疹に対し80.6%の改善率を示した。

3.皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚掻痒症、尋常性乾癬、多形滲出性紅斑)に伴う掻痒を改善
する。

4.強力で選択的な抗ヒスタミン作用を発現する。(in vitro、モルモット等)

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