更新日:2015年10月22日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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妊娠中にコーヒー飲んじゃダメ?


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妊婦とコーヒー

動物実験において大量にカフェインを投与すると催奇形性が指摘されていますが、妊婦のカフェイン摂取が適度であるならば、胎児に対する危険性は考えにくいとされています。

しかし、摂取量が多kなれば、突発性流産や発育遅延、不妊症などの影響が生じる可能性があると考えられています。

カフェインの妊婦への投与による催奇形性は、これまで立証されていません。

マウス、ラットなどを用いた動物実験においては、大量に投与すると口蓋裂や指奇形の報告があり催奇形性が指摘されています。

また、ハエ、微生物その他高等動物に対し染色体を破壊し、変異原性を現すとの報告もあります。

カフェインはOTC医薬品以外に食品や飲料にも含まれていることから、摂りすぎには注意が必要で、特に乳児は肝臓が未発達で摂取されたカフェインが代謝されるのに長い時間を要します。

そのため体内に強く作用し、頻脈や不眠などの原因になります。

カフェイン含有量

カフェインはコーヒー、紅茶、緑茶、コーラなど、多くの飲料中に含まれています。

その含有量は製品によりばらつきがありますが、おおよその目安としては、コーヒー1杯中には約40~100mg、紅茶1杯中約50mg程度含まれています。

眠気防止薬にはカフェインが1回200mg、1日500mgを限度に配合されています。

さらに乗り物酔い防止薬や滋養強壮保健薬、各種かぜ薬にも含有されています。

またお茶などにも含有されています(100g中に玉露で160mg、煎茶で20mg、紅茶で30mg、コーヒーで60mg。ほうじ茶や番茶は少なく、麦茶には入っていません)。

妊娠初期の1日4杯以上のコーヒー摂取と、低出生体重、早産、奇形との間に関係は認められなかったとの報告や、1日300mg以下の摂取に限れば、発育遅延の可能性も少ないとする報告もあります。

ただし、摂取量が多くなれば、突発性流産や発育遅延、不妊症などに影響すると考えられていますので注意が必要です。

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