2019年3月22日更新.3,398記事.5,982,483文字.

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クラリスがインフルエンザに効く?

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インフルエンザと診断されたら、タミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬が処方されますが、同時にクラリスなどの抗生物質も処方されることがあるらしい。

過剰投与みたいに感じますが、そういうやり方もあるということで。

タミフルが抗体産生を妨げる

タミフル(オセルタミビル)の投与により、インフルエンザの重症化は防げるものの、ウイルス抗原の減少により、鼻腔粘膜や気道粘膜などの局所で分泌されるIgA抗体が十分に産生されないことが明らかになってきました。

その結果、一度かかっても十分に粘膜免疫が付かず、同一シーズンに再度罹患するケースが生じやすくなると考えられます。

クラリス(クラリスロマイシン)は、抗菌作用以外に抗炎症作用や粘膜免疫増強作用などを持つことが注目されており、臨床的な報告も多い。

中でもインフルエンザでは、分泌型IgAの分泌量を増大させて気道粘膜免疫を増強する作用が確認されている。

また、オセルタミビル単独投与群に比べ、クラリスロマイシンの併用群のほうが気道炎症症状を反映する咳の有症率が有意に低くなったとの報告もあります。

インフルエンザと抗生物質

インフルエンザはウイルス感染症であるから抗ウイルス薬は処方しても抗生物質は処方しない、処方すべきではない、という近視眼的な考え方の医師もいる。

しかし、決して少なくはないインフルエンザ死亡者の多くが現実に細菌感染による死亡であり、また細菌感染を併発しやすい基礎疾患も既にわかっていて、肺炎球菌が最も重要なこともわかっているのであるから、対応が可能なものには適切に対応・予防すべきである。

クラリス/クラリシッド

抗菌力はエリスロマイシンとほぼ同等。

酸に安定で血中濃度はエリスロマイシンに比べ高く持続性。

組織移行性も良好。

肺炎球菌では耐性が進行。

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小児の中枢毒性に注意すべき抗菌薬は?

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薬剤師

下記の抗菌薬は、せん妄や意識障害、痙攣などの脳症や中枢毒性があることが知られているが、特に小児において注意しなければならない(PMDAから適正使用のお願いが出ている)のはどれか。
A. ゲンタマイシン
B. セフェピム
C. セフジトレン
D. トスフロキサシン
E. メトロニダゾール

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