更新日:2015年10月22日.全記事数:3,191件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

ファンギゾンシロップでうがい?


スポンサーリンク

ファンギゾンのうがい?

口腔カンジダにファンギゾンシロップをうがいで使うことがある。

Q:ファンギゾンシロップをうがいで使用することはあるのか?

A: ファンギゾンシロップはアムホテリシンBを10%(100mg/mL)含有する抗真菌薬で,消化管におけるカンジダ異常増殖に用いられる。また保険適応外使用ではあるが,外用のうがいとして口腔カンジダ症に用いられることがある。通常,50~100倍希釈液(シロップ5~10mLを500mLの精製水で希釈)を1回約50mL,1日3~4回,できるだけ長く口内に含みうがい(または嚥下)する。なお,口腔カンジダ症に適応を有する医薬品には,フロリードゲル経口用2%(ミコナゾール)やイトリゾール内用液1%(イトラコナゾール)の口腔内に含んだ後嚥下や,イトリゾールカプセル50の食直後内服などがある。質疑応答 2009年3月

飲み込まなくていいのかな。

飲み込まないほうがいいのかな。

口腔カンジダだけなら、飲み込みたくないかな。

ファンギゾンシロップの用法は、

通常小児に対し1回0.5~1mL〔アムホテリシンBとして50~100mg(力価)〕を1日2~4回食後経口投与する。

口腔内カンジダ症:舌で患部に広くゆきわたらせ,できるだけ長く含んだ後,嚥下させること。

「通常小児に対し」と書かれているけど、ふつうに成人、高齢者に処方されることが多い。これも疑義照会が必要か?

イトリゾール内用液の用法には、

口腔咽頭カンジダ症:服薬の際、数秒間口に含み、口腔内に薬剤をゆきわたらせた後に嚥下すること。なお、本剤は、主として消化管から吸収され作用を発現する。

主として吸収されて効果を発現するけど、口腔内には長めに留めておいたほうが効果的ということで。

口腔内のカンジダであれば、口腔内に長くとどめる。

食道カンジダの場合は、薬液と患部の接触時間を長くするために、少しずつ嚥下する。

内服か外用か?

ファンギゾンシロップをうがいで用いる場合、レセコンの入力は外用ですべきか。

ファンギゾンシロップ 3mL
1日3回毎食後        14日分
(100mLの水にうすめてうがい)

みたいな処方。
そのまま事務が入力すると内服で入力してしまう。

うがいして吐き出せば外用。
うがいして飲み込めば内服。
になるだろうけど。

疑義照会するか。
外用で請求するか。

悩みどころ。
でも、外用での適応が認められていない以上、内服で請求しないとレセプトではじかれそう。

スポンサーリンク

関連する記事

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」「時間は有限、努力は無限」
follow us in feedly

人気の記事

最新の記事

資料

検索

スポンサーリンク

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ