更新日:2015年10月22日.全記事数:3,136件.

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ホスミシンは安全?


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ホスミシン

ホスホマイシンは分子量が小さく、タンパク結合率も2%程度と低いので、抗原性が少ないとされ、アレルギー症状が発現する頻度は少ないことが指摘されています。

ホスホマイシンは比較的副作用が少ない薬剤として知られていますが、重篤な副作用として、偽膜性大腸炎が報告されています。

偽膜性大腸炎は、抗生物質の投与により腸内で菌交代現象が起こり、多剤に耐性を持つクロストリジウム・ディフィシルが増殖し、その産生する毒素により引き起こされる大腸炎です。

ホスミシン

・細胞壁合成初期を阻害。

・広域抗菌スペクトルを有するが単独では活性が弱い。

ホスホマイシン系抗菌薬

細胞壁合成阻害薬の一つであるが、細胞壁合成の初期段階を阻害するためβラクタム系薬との交差耐性はみられない。

本剤の特徴として、低分子量、体内で安定、ヒト血清蛋白への結合率が低い、分布容積(Vd)が大きいなどがあり、特に抗原性が低いことにより薬剤アレルギーなどの副作用発現の頻度が低いことが重要である。

MRSAに対してCMZやCTMなどのβラクタム系薬との併用療法の有効性に加え、アミノグリコシド系薬、シスプラチンなどの腎毒性薬物に対する腎障害軽減作用も報告されている。

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