更新日:2016年9月7日.全記事数:3,079件

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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年をとるとやせなくなる?


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40歳過ぎてのダイエットは危険?

年を取るとやせにくくなる。
代謝が悪くなるから。

家庭のあるお母さんがやせるのも難しい。
残飯処理係になるから。

逆にある程度年齢がいってからやせてきたら、それは危険なシグナルかも。

 中年期以降に体重が5キロ以上減った人は、変化が少ない人と比べると、死亡リスクが男性で1・4倍、女性で1・7倍との研究結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)がまとめ、23日公表した。
 5キロ以上増えた人の死亡リスクは、男女とも1・3倍だった。
 結果をまとめた国立国際医療センターの南里明子研究員は「特に大幅な体重減少は死亡リスクを高める可能性があり、一定の範囲内に体重を維持することが重要ではないか」と話している。
 研究班は、岩手、秋田など10都府県に住む40~69歳の男女約8万人を調査。登録後、最初の5年間の体重変化によって5キロ以上減少、2・5~4・9キロ減少、変化が2・4キロ以内、2・5~4・9キロ増加、5キロ以上増加の5グループに分け、その後平均約9年間、生存状況を追跡した。
 その結果、もともとの体格指数(BMI)や年齢、喫煙習慣の有無にかかわらず、体重変化が大きいと死亡リスクは高かった。中年期の体重増減にご用心 5キロ以上、高い死亡リスク – 47NEWS(よんななニュース)

太ることが死亡リスクを高めることは、高脂血症や高血圧、糖尿病から動脈硬化で心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めるという結果にいたることがイメージできますが、体重の変動そのものが死亡リスクを高めるという。

中年期以降にやせた人、ってダイエットしてやせたわけじゃなく、病気があってやせたということかも知れません。

それなら、体重減で死亡リスク増というのも納得。

暴飲暴食も無理なダイエットも体に悪いということですね。

ダイエットの90%は繰り返される

一般にダイエットの初期には体重減少は順調である。

しかし、急激な栄養摂取の減少に対し、体は筋肉や肝臓に蓄積された糖分を消費する。

また、エネルギーの供給が少ないことで、体は飢餓状態に対して生体スイッチを「省エネ」モードに切り替え基礎代謝量を下げる。

そうして、体が1日に必要とするエネルギーは安静時にも減少する。

いったん減少した体重を維持しようとするのであれば、摂取カロリーを必要エネルギー量以下に抑え、ダイエットを続ける必要がある。

しかし、ダイエットを一生続けるわけにはいかない。

ダイエット後は通常のカロリー摂取量に戻り、供給されるカロリーを次の飢餓状態に備えて蓄積しようとする方向に働くため、体脂肪が蓄積される。

これがリバウンド。

ダイエットに失敗すると、自責的になり、自己評価が低下し、さらなるダイエットを試みようとする、という悪循環が繰り返される。

グレリン

空腹になると胃や腸からグレリンというホルモンが分泌される。

グレリンには成長ホルモンの分泌作用のほか、摂食亢進、胃酸分泌亢進作用がある。

グレリンは脂肪細胞から分泌され摂食抑制作用を有するレプチンに拮抗する。

過剰な食事制限によるダイエットを試みても、グレリンに負けるのだ。

血糖値の低下が自制心を弱める

血糖値の低下、ダイエットの意志を削ぐ 米研究 国際ニュース AFPBB News

【9月26日 Relaxnews】血糖値がわずかに下がっただけで、高脂肪、高カロリーのおやつが食べたくなるだけでなく、それらを食べるのを我慢するための自制心も弱まるとの研究が、米医学誌「Journal of Clinical Investigation」に発表された。

血糖値が下がると、お腹が空く。

それは当たり前だけど、自制心も弱まる。

「ま、いいか」となる。

人間が生きていくために必要な脳のコントロールですね。

ダイエットはほどほどに。

ダイエットでストレス回避

男にはわかりませんが、つらい現実から逃れるためにダイエットにはまる女性の心理があるそうで。

拒食症(神経性食欲不振症)の心理。

ストレスで食欲が無くなる、とはまた違う心理か。

ストレスを対処できないときに「やせる」という不適切な方法でストレスを回避しようとする。

やせることにのめり込むとつらい現実から遠ざかれるような心理になるという。

私が不幸なのは全て太っているせい、というわけか。

女子中学生の100人に2人は摂食障害

摂食障害、100人に2人 女子中学生「予備軍は数倍」 – 47NEWS(よんななニュース)

 女子中学生の100人に2人は専門医の治療や指導が必要な摂食障害と推計されることが1日、厚生労働省研究班の初の大規模調査で分かった。
 調査した国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の小牧元・心身医学研究部長は「予備軍はこの数倍はいるだろう。ダイエットをよしとする風潮が子どもを危険にさらしている可能性もある」と指摘。摂食障害は、自覚がなく治療が難しいケースが多く、きちんと食べるよう教える予防策や、専門機関によるサポート体制の充実が求められそうだ。
 調査は2009~10年、関東と中国地方の計2都市の36中学校に通う約8千人を対象に実施。国際的な標準に基づき、体形や食事への意識など28項目を尋ね、5161人(女子2604人、男子2557人)から有効回答を得た。その結果、女子の1・9%、男子の0・2%が、身体だけでなく心の問題にも対応できる専門の医師の下で治療や指導を受ける必要がある摂食障害と判断された。
 痩せることを目的にした行為(4週間に2回以上)をみると、「下剤を使った」は女子1・1%、男子0・7%▽「口に手を突っ込むなどして吐いた」は女子1・4%、男子0・9%▽「食事を抜いた」は女子3・6%、男子2・6%▽「過度の運動をした」は女子6・8%、男子3・8%―だった。

思春期ですね。

見た目を気にするお年頃です。

食事を抜いたり、過度の運動をするのはわかります。

下剤。便秘気味なら使うかな。

口に手を突っ込んで吐く。これは摂食障害。病気ですね。

女子はわかりますが、男子中学生がこういう手段でダイエットしようとするのはちょっと不思議。

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