更新日:2015年10月22日.全記事数:3,137件.

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プレベナーとニューモバックスの違いは?


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肺炎球菌ワクチンとは?

生後2ヶ月から9歳の子供向け肺炎球菌ワクチン「プレベナー」が2009年10月に製造承認されて、2010年春ごろに発売されました。

海外では広く使われていて、世界保健機構(WHO)は国が接種を勧めるべきワクチンと位置づけています。

肺炎球菌は細菌性髄膜炎を引き起こすので、ワクチンの効果が期待されます。

肺炎球菌が原因の髄膜炎の場合、約7%が死亡し、約40%に知能や運動の障害が残るとの報告があります。

ニューモバックスは高齢者用、プレベナーは小児用?

高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンはすでに国内で使われていますが、これは「ニューモバックス」という23価の肺炎球菌ワクチンです。

小児向けの肺炎球菌ワクチンは「プレベナー」といって7価の肺炎球菌ワクチンです。

プレベナーは、90種類以上ある肺炎球菌の血清型から、小児において侵入性肺炎球菌感染症を引き起こす可能性の高い7つの血清型(7価)を選んでワクチン化したものです。この7価は、より重症度の高い疾患(敗血症、菌血症など)の原因のほぼ8割を占めています。

これに対しニューモバックスは23の血清型を含むワクチンで、それだけ副反応が強いとのことで、2回目の投与が認められていません。

プレベナー13

ファイザーは7月25日、13価肺炎球菌結合型ワクチン「プレベナー13」の乳幼児(接種対象は生後6週間~6歳未満)に対する承認申請を24日に行ったと発表した。同社は国内初の小児用肺炎球菌結合型ワクチン「プレベナー」(接種対象は生後6週~9歳未満)を10年に発売したが、今後は、より広範な血清型による侵襲性肺炎球菌感染症の予防が期待できるプレベナー13に切り替えていく方針。なお、プレベナーの11年度の国内売上は前期比98.6%増の322億円(IMSジャパン)と急拡大している。

プレベナー13は、7価肺炎球菌結合型ワクチンのプレベナーより、より広範な血清型による侵襲性肺炎球菌感染症の予防が期待される。というのも、プレベナーに新たに6種類の抗原(血清型1、3、5、6A、7F、19A)を加えたワクチンであるためで、これら6種類の抗原のなかには、世界的に増加傾向が認められ、薬剤耐性菌の比率が高い血清型19Aも含まれている。国内でも、侵襲性肺炎球菌感染症に占める血清型19Aの割合が近年増加して脅威となっているため、血清型19Aに対する有効な予防手段としてもプレベナー13の役割が期待されるという。ファイザー 13価肺炎球菌結合型ワクチン「プレベナー13」の乳幼児への適応を承認申請 国内ニュース ニュース ミクスOnline

プレベナーは7価。

プレベナー13は、それに6価加えた13価。

ニューモバックスは23価。

多けりゃ良いってものでも無いのかな。

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