更新日:2015年10月22日.全記事数:3,124件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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インタール細粒を寝る前に飲む意味は?


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インタール細粒

インタール細粒という食物アレルギーの薬があります。

食前に飲むことで、腸から吸収されるアレルゲンをブロックします。

食後の服用は無意味で、食直前でもダメで、最適な時間は食前15~30分であり、最長45分くらいとのこと。

添付文書の用法では、1日3~4回毎食前ないし毎食前及び就寝前となっています。

寝る前ってどういうことでしょう?

1日3~4回ってのは、おやつも含めて考えたのかも知れません。

毎食前及びおやつ時、という用法が無理だったから寝る前になってしまったのかも。

基本的に寝る前に飲む意味はありません。

インタールは吸収されない

インタールは体内に吸収されないために、内服用のインタールは腸管がその炎症の場である食物アレルギーのみで適応をもつ。

経口インタールは他の経口抗アレルギー薬とは異なり、ほとんど吸収されず、作用部位は腸管粘膜に限局しており、いわば腸管における塗り薬である。

作用機序として、アレルゲンを含む食品を摂取したときに、アレルゲン特異的IgE抗体との反応により腸管粘膜の肥満細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が遊離されるのを抑制し、遊離されたヒスタミンによる腸管の透過性の亢進により、消化不十分でアレルゲン性を残したままの蛋白質の吸収を防ぐことが考えられている。

インタール

消化管において多量の抗原の血行への流入・免疫複合体の形成を阻止(細粒)。

皮膚・呼吸器のアレルギー反応抑制作用(細粒)。

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コメント

  1. コメントありがとうございます。

    アイピーディはTh2サイトカイン阻害薬という分類の薬です。
    食物アレルギーを効能効果として持っている薬はインタール細粒しかありませんが、ほかのアレルギーの薬も食物アレルギーに使われることはあります。
    アレルギーに関与する体内の物質には、ヒスタミンやロイコトリエン、サイトカインなど色々あります。
    インタールもアイピーディもアレルギーの薬で、ターゲットにする物質の種類とか範囲が違うだけのものです。

    でも、インタール細粒は基本的に、吸収される薬ではないので、食べ物といっしょに飲まないといけない薬です。
    その点アイピーディは吸収されて効果を発揮するので、使いやすいでしょうか。

    患者さんの年齢やライフスタイルを考えて処方されたのだと思います。
    ステロイドやエピペンほどの効果を期待できるものではないでしょうけど、微量のアレルゲンであれば予防できるのかな。

    yakuzaic:2014/2/25

  2. 食物アレルギーでピーナッツを食べるとアナフィラキシー症状を起こす息子に「アイピーディカプセル100」(朝食後に1筒)が処方されました。
    誤飲した場合、症状が軽減されると先生から説明があったのですが・・・。調べてみたところ、気管支ぜんそく等の薬で「食物アレルギー」という言葉は出て来ないのですが・・・。2か月分処方されました。「インタール細粒」と同じ様な薬でしょうか?

    ピーナッツママ:2014/2/25

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