更新日:2017年1月22日.全記事数:3,104件.

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牛乳アレルギーと乳糖不耐症の違いは?


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牛乳アレルギーと乳糖不耐症

患者さんに初回質問表を書いてもらうと、アレルギーの項目に「牛乳」と書く人がいます。

話を聞くと「牛乳を飲むと必ず下痢をする」とのこと。

牛乳アレルギーは食物アレルギーの一種で、牛乳などに含まれる「カゼイン、乳清タンパク(α、β-ラクトグロブリンなど)」をアレルゲンとします。

乳糖不耐症は、乳糖分解酵素(ラクターゼ)の活性が低下・欠損しているため、牛乳などに含まれる「乳糖」を消化・吸収できず「腹痛、下痢」などの症状がみられます。

乳糖分解酵素の活性は、赤ちゃんの時が最大で徐々に低下していくので、成人に多く発症します(成人型乳糖不耐症)。

しかし、乳幼児から牛乳などで乳糖の摂取を続けると酵素の活性は維持できるといわれています。

牛乳で下痢をするのは牛乳アレルギーではなく、乳糖不耐症です。

牛乳を飲みすぎると下痢をするのはなぜ?

日本人には牛乳を飲んで下痢をする人が多いです。

日本人は牛乳などの乳製品に含まれている乳糖を分解する酵素(乳糖分解酵素:ラクターゼ)をあまり持っていないので、消化できず下痢になるらしいです。

牛乳などの乳製品を摂取して下痢をする病気を乳糖不耐症といいます。

日本人の1~2割は乳糖不耐症と言われています。

日本人は欧米人のように牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品を昔から食べていたわけではないので、乳糖分解酵素はあまり必要無かったのです。

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