空気が読めない人はアスペルガー症候群？

高機能自閉症

アスペルガー症候群は、高機能自閉症とも呼ばれる軽度の自閉症です。

高機能とついていると自閉症より重そうなイメージになりますが、自閉症よりも軽いものです。

自閉症ではＩＱが比較的低いのですが、高機能自閉症ではＩＱは正常です。

アスペルガー症候群の人は、相手の表情や仕草を見て、人の感情を察知できなかったり、曖昧なニュアンスの表現や抽象的な言葉が理解できません。

また、アスペルガー症候群の人は、動きにおかしな癖があったり、自分の文章や会話を客観的に認識できないため自分の世界になりがちといった傾向がみられます。

このような人が職場にいたら、ＫＹ（空気が読めない）と言われ、相手の気持ちになれない、思いやりがない人として、疎まれる存在になってしまうでしょう。

しかし、もしかしたらそういう病気かも知れない、という目で見ることができたら、もう少し温かい目で見ることができるかも知れませんね。

アスペルガー症候群と高機能自閉症

「アスペルガー症候群の定義」や「アスペルガー症候群と高機能自閉症は同じものか否かについて」は、諸説あるが、日本国内においては高機能自閉症（知的障害のない、あるいはほとんどない自閉症）と区別されることは少ない（アスペルガー症候群は、知的障害の有無を問わず、言語障害のない自閉症を指すという研究者もいる）。
このような概念の未整理については議論や批判があり、それを受けて2013年発行予定のDSM-Vではアスペルガー症候群を独立した項目としては削除する予定になっている。
by ウィキペディア
色々調べてみましたが、決定的な違いというのは無さそう。
2013年にはアスペルガー症候群という病名は無くなるそうなので、それから勉強しようと思う。