更新日:2015年10月22日.全記事数:3,136件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ステロイドを塗って日光に当らないほうがいい?


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ステロイドと日光の嘘

ステロイドを塗って日光に当らないほうがいいですか、と患者さんから聞かれることが最近あります。

他の薬局でそのように言われるらしい。

初めて聞きました。

勉強不足なもので。

しかし、調べてみると嘘っぽい。

ステロイドと色素沈着の嘘

なぜそのようなことが言われるようになったかというと、まずステロイドによる色素沈着(シミ)が挙げられる。

ステロイドを塗り続けると黒っぽく色素沈着が残る、と。

これもまた嘘っぽい。

湿疹などの皮膚の炎症が治った後には、一時的に色素沈着が残ることが知られており(炎症後色素沈着)、ステロイドの使用とは関係ない。

サンオイルと日焼け

他には、「軟膏のベースは油なので、サンオイルを塗ったようになる、だから直射日光は避けたほうがいい」という話も。

そもそもサンオイルは日焼けを促進させるものではなく、肌を焼けど状態(ひぶくれ状態)にさせないために塗るものです。

なのでそれも嘘っぽい。

「ステロイドを塗って日光に当らないほうがいい」と言われて、首のまわりなど露出する部分に塗るのを避けていたという患者さんもいました。

根拠の定かでない情報を患者さんに吹き込むのはいかがなものかと。

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