2019年2月20日更新.3,370記事.5,924,009文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

ステロイドを塗って日光に当らないほうがいい?

スポンサーリンク


ステロイドと日光の嘘

ステロイドを塗って日光に当らないほうがいいですか、と患者さんから聞かれることが最近あります。

他の薬局でそのように言われるらしい。

初めて聞きました。

勉強不足なもので。

しかし、調べてみると嘘っぽい。

ステロイドと色素沈着の嘘

なぜそのようなことが言われるようになったかというと、まずステロイドによる色素沈着(シミ)が挙げられる。

ステロイドを塗り続けると黒っぽく色素沈着が残る、と。

これもまた嘘っぽい。

湿疹などの皮膚の炎症が治った後には、一時的に色素沈着が残ることが知られており(炎症後色素沈着)、ステロイドの使用とは関係ない。

サンオイルと日焼け

他には、「軟膏のベースは油なので、サンオイルを塗ったようになる、だから直射日光は避けたほうがいい」という話も。

そもそもサンオイルは日焼けを促進させるものではなく、肌を焼けど状態(ひぶくれ状態)にさせないために塗るものです。

なのでそれも嘘っぽい。

「ステロイドを塗って日光に当らないほうがいい」と言われて、首のまわりなど露出する部分に塗るのを避けていたという患者さんもいました。

根拠の定かでない情報を患者さんに吹き込むのはいかがなものかと。

スポンサーリンク

フェニトイン服用中に胃癌発覚し体重減少 対処法は?

IMG_0670
薬剤師

60歳男性。交通事故による外傷にてフェニトインを服用しながら外来通院をしていたが、定期検診で胃がんを指摘された。進行が速く急激に栄養状態も低下している。入院時に58kgあった体重が現在50kgに低下し、アルブミン値も4.4g/dLから2.7g/dLに低下した。フェニトインの血中濃度を測定したところ、以前は12.3mg/Lあったものが8mg/Lまで低下している。どのような対処が必要となるか。
A. 血中濃度が低下しておりフェニトインを増量する
B. 低アルブミンにより遊離型濃度が増えているので減量する
C. 血中濃度は低下しているが、低アルブミンにより遊離型の比率が上昇しているため、遊離型濃度は変わらないことから投与量はそのまま

先生

答えは↓

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

yakuzaic
名前:yakuzaic
出身大学:ケツメイシと同じ
生息地:雪国
好きな言葉:三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう byカルテット

人気の記事(月間)


リンク

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

SNS

検索


スポンサーリンク