更新日:2015年10月22日.全記事数:3,168件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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血液検査でダウン症の出生前診断?


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実施施設を限定

<新型出生前診断>実施施設を限定…日産婦の指針案判明 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

 妊婦の血液から高精度で胎児の染色体異常が分かる新型出生前診断について、日本産科婦人科学会(日産婦)の検討委員会が作成した指針案の概要が12日、明らかになった。妊婦が十分な認識を持たずに検査が行われる可能性があることを懸念。「安易な命の選別につながりかねない」などと導入には慎重な姿勢を求めている。

 日産婦は15日に指針案について理事会の承認を得た後公表。カウンセリング態勢などの条件を満たす施設は年内にも開始する。また、一般から広く意見を求める方針。指針案は出生前診断で判明する染色体異常には根本的な治療法がないため、手軽さだけで診断が普及すると、十分な情報のないまま妊婦が判断し、生命の選別につながりかねないことを懸念。「遺伝カウンセリングが適切になされ、妊婦が内容を正しく理解することが重要」とした上で、実施施設については「十分な遺伝カウンセリングが提供できる施設」と限定した。また、検査の対象についても、羊水検査などと同様に、「染色体異常の子どもの妊娠歴がある」「高齢妊娠」と限定している。さらに、一学術団体だけでルールを決めるのは負担が大きいとして、国の関与を求めている。

 実施施設の具体的な条件などは15日の理事会で最終的に決める見通し。日産婦の小西郁生理事長は指針案について「検討委員会では外部の有識者も交えて活発に議論できた。15日以降広く公表し、意見を求めたい」と話している。

 新型出生前診断は、昨年10月に米国で開始され、海外の複数の遺伝子検査会社が参入。妊婦の血液を調べることで、胎児にダウン症などの染色体異常があるかを調べることができる。

 国内では大学病院や公立病院が共同で臨床研究を計画している。国内には出生前診断に関する法的な規制がなく、新型についての日産婦の指針が注目されている。

「十分な遺伝カウンセリングが提供できる施設」

産婦人科ならOKってことではないのか。

命の選別になるので禁止、ってまでは出来ないのか。

国としてはどうなんだろう。

障害者が数多く生まれて、医療費負担などがかさむよりも、生まれる前に選別してほしいってのが本音だったり。

99%の精度

朝日新聞デジタル:新型の出生前診断「安易な実施は慎んで」 学会が声明 – アピタル(医療・健康)

 妊婦の血液で胎児がダウン症かどうかが99%の精度でわかる新型の出生前診断について、日本産科婦人科学会は1日、研究以外の一般的な検査として安易に実施するのは「厳に慎むべきだ」とする声明を発表した。産婦人科医以外が行うことも考えられ、他学会にも呼びかけ医学界共通のルールづくりをする検討委員会を立ち上げる。国へ法整備も求めていくという。

 この検査法は、妊婦の血液中に含まれる胎児のDNAを分析することで診断する。血液を10ミリリットル採取し、検査会社が分析するだけでできる。しかし、対応には専門知識が求められ、検査の前後にはカウンセリングが必須。十分な説明もなく受ければ、中絶を選ぶ人が増えかねないと心配されている。声明は「広範囲に実施された場合、社会に大きな混乱を招くことが懸念される」とした。

 同学会倫理委員会の落合和徳委員長は「現状では、国内のカウンセリング態勢は十分ではない。商業ベースで行うことに本会は否定的な立場だ」と説明した。国内約10施設が計画している臨床研究の結果を注視しながら、来年夏までに学会独自の指針を策定する方針。

人権絡みの難しい問題ですね。

血液検査によるダウン症の出生前診断

血液検査によるダウン症の出生前診断、スイス当局が認可 国際ニュース AFPBB News

【8月4日 AFP】母親の血液検査によってダウン症の出生前診断を行う新しい検査法がスイスで認可されたことが、7月29日付のスイス紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング(Neue Zuercher Zeitung、NZZ)日曜版で報じられた。

 NZZ紙によれば、ドイツに本社を置く生命科学企業「LifeCodexx」が開発したこの検査は、スイスの医薬品庁である「スイスメディック(Swissmedic)」の認可を受け、「プレナテスト(PrenaTest)」の名称で8月中旬から同国国内で受けることができる。

 LifeCodexxによれば、妊婦の血液サンプルを調べるこの検査には、子宮に針を刺して羊水を採取する羊水穿刺(せんし)のように体に負担がかかる従来の検査法にあったリスクが無いという。

 スイスの健康保険協会「サンテスイス(Santesuisse)」や婦人科学会は、この検査の有効性が証明されれば、検査費用を通常医療保険でまかなえるようにしたい方針だとNZZ紙は報じている。

 だが、この検査により中絶が増えるのではないかという議論もある。16か国のダウン症関連30団体からなる国際連盟は6月、欧州人権裁判所(European Court of Human Rights)にこうした検査に対する異議を申し立てた。連盟側は「(ダウン症という)人間の条件を認識し、ダウン症や障害のある人々の生きる権利を守るべき」と主張している。

どのくらいの正確率なのだろう。

260分の1でダウン症、ってクワトロテストでも、かなり動揺するわけだから。

ある程度正確な診断下れば、中絶の選択する人は増えるだろうな。

血液でダウン症診断

妊婦の血液でダウン症診断 医療新世紀 – 47NEWS(よんななニュース)

 妊婦の血液で胎児がダウン症かどうかを診断する検査手法を開発したと、キプロスやギリシャなどの国際チームが米医学誌ネイチャーメディシン(電子版)に発表した。
 染色体の異常により知的な発育の遅れを伴うダウン症は、子宮内の羊水に含まれる胎児の細胞を針で採取して診断するが、流産の危険性もわずかながらある。
 チームは、妊婦の血液中に含まれる微量の胎児由来の遺伝子を基に染色体異常を調べる手法を開発。妊娠11~14週の妊婦40人の血液を使い、14例のダウン症と26例の非ダウン症の胎児を正確に見分けたという。チームは「臨床応用するにはもっと大規模な試験が必要だ」としている。

妊娠11~14週の妊婦40人の血液を使い、14例のダウン症と26例の非ダウン症の胎児を正確に見分けたという。

ん?

どゆこと。

40人中14人もダウン症児がいたってこと?

検査が簡単になるのは良いですが、それでまた命の選別が進んでいきますね。

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