更新日:2015年10月22日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

電子処方箋って何?


スポンサードリンク

電子処方箋システム

全国初の電子処方箋システム 香川の3大学が開発 – MSN産経ニュース

 香川県にある徳島文理大香川薬学部、香川大、県立保健医療大の3大学が、病院と院外の調剤薬局をインターネットでネットワーク化し、患者の病名や検査データなどを添付した“電子処方箋”を共有する全国初の「電子処方箋システム」を開発した。今月末まで実験を行った後、早期の本格導入を目指す。
 薬品の種類や服用方法などだけを記載した紙の処方箋に比べて詳しく患者のデータを把握できるため、薬剤師は患者に対し、薬の服用上の注意点などについて、きめ細かい服薬指導が可能になるという。
 システム開発に携わった徳島文理大学の桐野豊学長によると、病院の外の薬局で薬を処方する場合、従来は病院から薬局に対し、薬の種類や服用量、飲み方などだけが書かれた処方箋が提供される。一方、このシステムでは、医師が“電子処方箋”を作製する際に患者の病名や検査数値などデータの一部を添付するため、薬局側でも患者情報を共有することができる。
 このため、薬剤師が患者に薬を手渡す際に、服用時の生活・行動や副作用の有無、ほかの薬との飲み合わせなどの注意点を、より実態に即した形で伝えられるという。また、患者が副作用を訴えたり、ジェネリック医薬品に変更したといった処方後の情報も履歴として残すため、医師側もこうしたデータをその後の診察に反映させることが可能になる。
 昨年11月からの実証実験には、これまで約20人の患者と県内40カ所の薬局が参加。システム運営委員会委員長の飯原なおみ・徳島文理大香川薬学部准教授は「医師と薬剤師、患者が互いにコミュニケーションを取り、信頼関係の構築と情報共有を進めたい」としている。

情報を知ることが出来るというのは、同時に責任も重くなるように思います。

今までは、知らなかったから出来ない、として許されていたことも、そんな言い訳が通用しなくなる。

病名や検査値を知ることが出来るようになれば、副作用の発見や、不適切な処方に対してもチェックする責任が生じてきます。

この電子処方箋の情報は、患者本人は知ることができないのでしょうか。

きっと医者は、病名を患者に知られることを嫌がる。

知られても良い情報なら、お薬手帳を利用する手段も考えられたけど。

今後、情報の共有化が進んでいくと、必ず情報の漏洩が問題になる。

全国初、ネット通じ処方箋/3大学が実証実験 香川のニュース 四国新聞社

 香川大学、徳島文理大学、県立保健医療大学の3大学が、病院と地域の調剤薬局が遠隔医療ネットワークを活用し、インターネットを通じて処方箋をやり取りする「電子処方箋システム」の実証実験に取り組んでいる。薬の処方に加えて、患者の病名や検査データなどを盛り込み、医師と薬剤師が情報を共有。両者の連携を高め、効果的な「チーム医療」を進めるのが狙い。同システム運営委(委員長・飯原なおみ徳島文理大香川薬学部准教授)によると、同様の取り組みは全国で初めて。
 同システムは、文科省の戦略的大学連携支援事業の一環として、2008年度から開発に着手。県などが整備を進めるかがわ遠隔医療ネットワーク(K―MIX)を活用して構築した。薬局側は病名や検査データなどの情報を受けることで、より患者に合った服薬指導が可能になる。
 昨年11月に始まった実証実験は、3月末まで行う予定。現在、地域の37の調剤薬局と香川大医学部付属病院をネットワークで結び、これまでに20人ほどの患者が利用した。同システム運営委は実験終了後、改善点などを検証し、「実用化に向け、県内の医師会や薬剤師会と協議しながら進めていきたい」としている。
 一方、医師側からは、実用化には課題を指摘する声もある。
 実験に携わる同病院の石田俊彦病院長は情報共有のコミュニケーションツールとしては有効とした上で、「もし医師と薬剤師が患者に異なった情報を伝えれば、患者は混乱する。薬剤師は一度、医師に情報をフィードバックし、情報発信元を一元化しなければならない」としている。

患者の病名や検査データなどがわかると、患者とのコミュニケーションも図りやすいですね。

でも「医師と薬剤師が患者に異なった情報を伝えれば、患者は混乱する。」

薬剤師は勝手なこと言うな。黙ってろ、と釘を刺しています。

適応外処方とかの問題もあるし。

医師と薬剤師のチーム医療は難しい。

地域連携型総合医療教育研究コンソーシアム
①診療が終われば病院の窓口で患者さんが端末から電子処方箋のしくみに参加を申し込むとともに希望の調剤薬局を選択します。
②患者さんは該当調剤薬局に行き、処方箋(紙)を提出します。調剤薬局 では医療情報共有化システム内の患者さんの医療情報を参照して、 的確な服薬指導 健康アドバイス、副作用の発見などに努めます。

なんだ、紙の処方せんも必要なのですね。

電子処方箋システムって紛らわしい。医療情報共有化システム。

処方せんの電子化は可能か?

諸外国に比べ、わが国で院外処方箋の電子化が進んでいないのは、医師法第22条、歯科医師法第21条のなかに、処方箋は「患者または現にその看護にあたっている者に交付する」となっているからです。
電子化した場合、「患者または現にその看護にあたっている者」が処方箋を受け取れない点がネックとなります。

スポンサードリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」
follow us in feedly

人気の記事

最新の記事

ランダム記事

検索

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

お気に入りリンク

添付文書(PMDA)
Mindsガイドラインライブラリ
健康食品の安全性・有効性情報
管理薬剤師.com
DIオンライン