更新日:2015年10月22日.全記事数:3,169件.

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中絶は危険?


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母体への負担

朝日新聞デジタル:日本の中絶、母体に重い負担 WHOが勧める方法、1割 – アピタル(医療・健康)

 日本で行われている人工妊娠中絶では、世界保健機関(WHO)が安全と勧めている「吸引法」は1割に過ぎず、事故が比較的起きやすい方法が8割を占めていた。神奈川県立保健福祉大などの調査でわかった。中絶に関連した深刻な事故は、この5年で72件あった。WHOが勧める中絶薬も認可されておらず、日本の女性は体への負担が軽い手法を選びにくい実態が浮かんだ。

 妊娠初期の中絶法には、器具で胎児をかき出す「掻爬(そうは)法」や、金属棒で吸い取る「吸引法」がある。掻爬法は医師の技量が必要で、子宮に穴があいたり、腸を傷つけたりする事故が起きることがある。

 日本学術振興会の研究で同大の杵淵(きねふち)恵美子教授(看護学)らが2010年、中絶手術ができる医師がいる932の医療機関を対象に行い、343施設から回答を得た。この結果、吸引法は11%だけで、掻爬法が35%、掻爬法と吸引法の組み合わせが48%を占めた。

中絶の光景をリアルにイメージすると、むごい。

掻爬法も吸引法も嫌だ。

掻爬(そうは)法と吸引法の違い|安心レディースクリニック – Women’s Life

人工妊娠中絶手術において、掻爬(そうは)法と吸引法のどちらが良いかは、手術経験の豊かな医師であればその手術による後遺症の発生に、差は全く出ません。

多くの大学病院で主として行われる手術法は掻爬(そうは)法です。中絶手術自体が、結果に差がでるような難しい手術ではないので、同じように手術方法による差を出すことは困難です。両方とも簡単な手術方法のため、その手術方法の違いで手術後に後遺症が出るとか、将来的に妊娠がしにくくなるなどのようなトラブルが発生する様な原因や差が出ることはありません。

つまり、使用する機器に対する慣れの差とは、例えて言うと、右ハンドルと左ハンドルの車を運転するのではどちらが安全かといったレベルの話であります。両方のハンドルに慣れていたり、最初からその車に乗っていれば差はほとんどでないように、要は機器の扱いに慣れているかいないかの問題なのです。

WHOが勧めているから安全ってわけでもないわけで。

中絶後等のピルの使用

妊娠初期の流産、あるいは人工妊娠中絶後の避妊希望者には早期(流産後7日以内)から低用量ピルを使用する。
分娩、あるいは妊娠中期流・早産直後の低用量ピル使用は血栓症のリスクを高めるので、産褥3~4週間は使用を避ける。
また、授乳中は母乳中にステロイドが移行することが報告されており、また乳汁分泌を抑制するので、低用量ピルを避けて他の避妊法をすすめるなど、適切な指導をするべきである。

中絶に親の同意は必要?

中絶には、相手がわからない場合や、死亡や病気、行方不明などで意志を確認できない場合を除いて、母体保護法という法律で本人と配偶者あるいは相手男性の両方が署名・捺印した同意書が必要です。

未成年でも本人と相手の同意だけでいいのですが、保護者の同意を求める病院もあります。

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