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臭いで癌がわかる?がん探知犬

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犬に肺がん嗅ぎ当てる高い能力

「犬に肺がん嗅ぎ当てる高い能力」、早期発見に期待 オーストリアの試験的研究 国際ニュース AFPBB News

【12月6日 AFP】オーストリアの共同研究チームが5日発表した試験的研究の結果で、犬には肺がん患者を嗅ぎ当てる高い能力があることが示された。肺がんの早期発見につながる可能性がある。

 研究チームの1人で、オーストリア北部クレムス(Krems)の病院の呼吸器科部長、ペーター・エールハルト(Peter Errhalt)氏は、「犬は何の問題もなく、腫瘍のある患者を識別する」と話した。エールハルト氏によると、犬は120の呼気検体の中から70%の確率でがん患者の呼気を嗅ぎ当てたという。

 この結果は、がん患者のそばにいた犬が奇妙な行動を取ったという事例や、2011年にドイツの研究チームが実施したものなど同様の小規模な先行研究の結果とも合致する。

 今回の研究チームの一員であるウィーン(Vienna)のオットー・ワーグナー病院(Otto Wagner Hospital)のミヒャエル・ミュラー(Michael Mueller)氏は、最終な目標は病院に犬を配置することではなく、犬が検知している臭いを突き止めることだと説明した。

 ミュラー氏は、この臭いが分かれば将来的に「電子鼻」ともいうべき機器の開発が可能になり、肺がんの早期発見、ひいては患者の生存率の劇的な向上につながる可能性があると話した。

呼気で癌が発見できるとなれば、簡単になりますね。

「最終な目標は病院に犬を配置することではなく、犬が検知している臭いを突き止めることだ」

でも、難しいんだろうな。

簡単にできたら、麻薬探知犬も機械化されてると思われ。

がん探知犬

がん探知犬マリーン、婦人科ほぼ確実に嗅ぎ分け 医療ニュース yomiDr.-ヨミドクター(読売新聞)

 がん特有のにおいを嗅ぎ分ける訓練を受けた「がん探知犬」が、子宮がんなど婦人科がんをほぼ確実に判別できることを、日本医科大学千葉北総病院の宮下正夫教授(外科)らが確認した。

 この犬は、大腸がん判別で既に成果を出しており、乳がんや胃がんについても実証実験が進行中。宮下教授は「自覚症状がない早期がんでも嗅ぎ分けられる。犬が感じているにおい物質を特定し、早期発見の技術につなげたい」と話している。

 この探知犬は、千葉県南房総市内の専門施設で訓練を受けた雌のラブラドルレトリバー「マリーン」(10歳)。判別試験では、尿1ミリ・リットルの入った試験管を木箱に入れ、その前を研究者に連れられて歩く。がんのにおいを感じた時は箱の前で座り、それ以外は通り過ぎるように訓練されている。

 子宮頸(けい)がんや卵巣がんなど5種類の婦人科がん患者43人の尿では、マリーンはすべてがんと判定。子宮筋腫など、がん以外の婦人科疾患29人の患者の尿では、1人分を誤ってがんと判定したが、それ以外は間違わずに嗅ぎ分けた。

(2012年4月24日 読売新聞)

“的中9割”がん探知犬…患者の呼気嗅ぎ分け 医療ニュース yomiDr.-ヨミドクター(読売新聞)

 がん患者の呼気を嗅ぎ分ける「がん探知犬」の訓練が、千葉県南房総市白浜町白浜の「セントシュガー がん探知犬育成センター」で行われている。
 先月、英国の医学誌に掲載されたラブラドルレトリバーの探知犬「マリーン」(雌・9歳)は、9割以上の精度で嗅ぎ分けるというスーパー犬だ。
 訓練では、健康な人の呼気を入れた袋を四つ、がん患者の呼気を入れた袋を一つ用意。それぞれ箱に入れ、マリーンに嗅ぎ分けさせる。マリーンが患者の呼気を入れた箱の前に座ると、センター所長の佐藤悠二さんはほめるようにマリーンの体をなで、「こいつの鼻は抜群の精度だ」とたたえた。
 九州大医学部第二外科のグループが同センターと共同研究を行い、同様の方法で嗅ぎ分け実験を行ったところ、36回のうち33回、がん患者の呼気を選び、9割以上の精度が確認されたという。グループは、この結果を英国の医学誌「GUT」で「がん患者特有のにおいが存在することが探知犬を用いた実験で判明」と発表した。
 グループの園田英人助教(40)は「同様の研究は英米でも行われているが、初めて明確にがん特有のにおい物質の存在を示せた。がんの早期発見や治療への応用につながれば」と期待している。
 では、どんな犬でもこうした能力を持つのか。マリーンは佐藤さんのひらめきで見いだされた。
 東京都内で会社員をしていた佐藤さんは、「田舎で大好きな犬を育てるのを仕事にしたい」と1988年に白浜に移り住み、専門知識はなかったが、水難救助犬を育てる訓練を始めた。
 ブリーダーからマリーンを購入した当時、生後3か月ながら、深さ10メートルの海中に沈んだ物のにおいも嗅ぎ分ける嗅覚に佐藤さんは驚いた。訓練を重ね、カレー粉と野菜を一緒に瓶に入れて何重にも包んだ場合でも、野菜のにおいを嗅ぎ分けるほどの能力を持つようになった。
 7年前、佐藤さんは「がん患者は特有のにおいを持つ可能性がある」という論文がオランダの医学雑誌に載っていたことを知り、「マリーンなら嗅ぎ分けるのでは」とひらめいた。全国の病院に電話をかけ、「がん患者の方の呼気を提供してくれませんか」と頼んだが、「においで病気がわかれば医者はいらない」と断られ続けた。1年後にやっと、興味を示した都内の医師が、胃がんや大腸がんの患者の呼気を提供してくれた。訓練を繰り返すうちにがんの種類まで嗅ぎ分けられるようになり、評判を聞きつけた園田助教との共同研究が始まった。
 現在はマリーンを含め5頭が訓練を受ける。「犬ががんを見つけるなんて誰にも想像出来なかった。何でも挑戦してみないと」と笑う佐藤さんは、がん探知だけでなく、民間での麻薬探知犬育成も目標にしている。

すごいですね、犬の嗅覚。

この犬が特別すごいだけだったりして。

がん患者特有の呼気の原因物質がわかれば、機械で測定できるかも知れませんね。

生体ガスで病気診断

生体ガスで病気診断を 国循、千人対象に10年調査 – 47NEWS(よんななニュース)

 息や皮膚から発散される「生体ガス」で体調を調べ、病気の診断もできるようにしようと、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)のチームが約千人を対象に10年間、ガスと体の状態との関係を見る調査に乗り出したことが29日、分かった。
 こうした規模の調査は国内初。センターの下内章人循環病態生理研究室長は「ガスの採取は、採血と違い体への負担がほとんどない。疾患の判断ができれば、健康診断で広く使われるようになるだろう」としている。
 生体ガスに含まれる気体は窒素や酸素のほか水素、一酸化窒素、一酸化炭素、アセトンなど数千種類に上る。ガスの種類や量は生活習慣や疾患の有無が影響し、微妙に変わる。
 チームは健診に来た人に依頼し、ガスの採取を開始。2年に1度採取し、成分の変化と病気、体調との関係を解析する。
 息は樹脂製のバッグに吹き込んでもらい、手から発生するガスは密閉した手袋でとる。息と、手のひらから発生したガスを同時に採取し、直接分析できる高感度装置も独自に開発した。
 生体ガスは近年注目され、国内外で研究が進行中。エタノールは飲酒、アセトアルデヒドは食道がんや咽頭がん、アセトンは糖尿病と関係することが分かってきた。

息を嗅ぐだけで癌を発見する犬とかいましたね。

これが実用化されたら良いですね。

でも、息の吐き出し方とかで、安定した数値は得られ無さそうな気はしますね。

手から発生するガス、って聞くとなんか不思議。

皮膚呼吸レベルのガスでも分析できるのね。

唾液でがん検査

唾液で高精度のがん検査 慶応大が技術開発 – MSN産経ニュース

 慶応大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)は28日、唾液検査で口腔がんや乳がん、膵臓がんを高精度で発見する技術を開発したと発表した。米カリフォルニア大との共同研究。唾液は血液などと違い、体に負担をかけずに採取できるのが利点で、今後はより安価で簡便に検査できる機器の開発に取り組む。
 慶応大の杉本昌弘特別研究講師(計算生物学)らは、がん細胞が正常な細胞に比べて速く増殖する影響で、唾液中の物質が変化することに注目。比較的早期のがんと診断された患者と健常者ら計215人の唾液を採取し、唾液中の約500種類の物質から、患者と健常者で濃度に大きな違いが出る物質としてアミノ酸など54種類を特定した。
 これらを組み合わせて分析すると、口腔がんは80%、乳がんは95%、膵臓がんは99%の高精度で患者を見分けられたという。

唾液で口腔がんや膵臓がんが検査できる、というのはなんとなくわかりますが、乳がんもわかるんですね。

こういう唾液検査や血液検査などの簡単な方法で、がんが診断できるようになってきたら、早期発見の助けになりますね。

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モーラステープで光線過敏症を避けるために必要な期間は?

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薬剤師

モーラステープ(一般名:ケトプロフェン)を貼った場所に直射日光を当てると、光線過敏症を起こすことがある。この光線過敏症を避けるためには、テープを剥がした後どのくらいの期間、注意が必要か。
A. 1日
B. 3日
C. 1週間
D. 2週間
E. 4週間

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