2019年2月19日更新.3,370記事.5,917,338文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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糖尿病になると骨粗鬆症になる?

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糖尿病と骨粗鬆症

糖尿病の人とそうでない人を比べた研究で、1型糖尿病の方で3~7倍、2型糖尿病の方で1.3~2.8倍も骨折しやすいということが分かっています。

糖尿病の方の骨折では、骨の構造を支える骨質の劣化が特徴的です。
これは高血糖による酸化ストレスやインスリン抵抗性が悪影響を与えていると言われています。
また、神経障害で足底の感覚が鈍かったり、網膜症で視力が低下していたりすると転びやすくなるため、転倒して骨折につながりやすくなります。

一般に単位面積当たりの骨量が減少した状態を骨量減少症といい、骨の化学的組成が変わらないまま骨量が減少した状態を骨粗鬆症と呼びます。
骨粗鬆症は原発性と続発性とに分類されます。
原因となる基礎疾患の合併症として出現するのが続発性骨粗鬆症です。

糖尿病は、骨粗鬆症を誘発しやすい疾患の一つです。
副甲状腺機能の相対的な低下、ビタミンD代謝異常、標的臓器でのビタミンDレセプター数の減少、骨芽細胞に対するインスリン作用の低下などが成因と考えられています。
病態としては、骨の形成および吸収(骨代謝回転)のバランスが崩れていることが多い。

ビタミンD製剤であるアルファカルシドールは、ビタミンD代謝異常による諸症状の改善に効果を発揮します。
ビタミンDは、体内に入ると肝臓で側鎖の25位が水酸化され25(OH)Dになり、続いて腎で1α,25-(OH)2Dや14,25-(OH)2Dや24,25-(OH)2Dに代謝される。
このうち1α,25-(OH)2Dは活性型ビタミンDとも呼ばれ、小腸で核内に存在するレセプターと結合し、カルシウムの吸収を高め、血中Caの濃度を上昇させる働きを持つ。
アルファカルシドールは、1α-(OH)D3製剤であるが、腸内で速やかに、1α,25-(OH)2D3に代謝される。
糖尿病患者は、1α,25-(OH)2D3レセプターが減少しているとの報告もある。

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ジゴキシンの血中濃度を上昇させる循環器用剤は?

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薬剤師

下記の循環器用剤のうち、添付文書上で「ジゴキシンの腎排泄が抑止され血中濃度が上昇する」との記載があるものはどれか。2つ選べ。
a. フロセミド
b. トルバプタン
c. エナラプリル
d. アミオダロン
e. ビソプロロール

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