更新日:2016年8月29日.全記事数:3,171件.

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熱性痙攣の原因は抗ヒスタミン剤?


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熱性痙攣とヒスタミン

熱性痙攣の誘因となる薬物として、テオフィリンや抗ヒスタミン剤が挙げられています。
ヒスタミンは痙攣を抑制する働きがあるらしく、そのヒスタミンの働きをブロックする抗ヒスタミン剤が熱性痙攣を誘発するという説明は納得できます。

抗ヒスタミン作用がある抗アレルギー薬や古典的な抗ヒスタミン薬は、動物実験のみならず、疫学的にも、けいれんを起こしやすくしたり、けいれん重積を惹起したりする。

とくに、ウェスト症候群発症の報告がある抗ヒスタミン作用をもつ抗アレルギー薬は、乳児には、きわめて慎重に投与する。
とにかく子供にはあまり薬は使わないほうがいいようですね。

風邪のときの鼻水ならある程度はガマンさせたほうがいいと思います。
かゆみどめとして使う分には、発熱は無いと思うので問題ないでしょう。

熱性痙攣を誘発する薬剤

熱性痙攣を誘発し得る薬剤としてよく知られているのは気管支拡張薬のテオフイリンだが、抗ヒスタミン薬も原因薬剤となることは、1940年代から報告されていた。
機序は、ヒスタミンが中枢神経系で神経伝達物質として作用しており、ヒスタミンH1受容体を介して痙攣の抑制に関与しているといわれている。

また、抗ヒスタミン薬などヒスタミンH1受容体桔抗作用を持つ薬剤を服用すると、この抑制機構が阻害されて、痙攣発作を起こしやすくなることが分かってきた。

参考書籍:日経DIクイズ

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