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グリシンで眠れる?
公開. 投稿者:睡眠障害.この記事は約1分6秒で読めます.
1,203 ビュー. カテゴリ:グリシン
サプリンメント系の睡眠薬でアミノ酸のグリシンが含まれているものがある。
グリシン (glycine) とは、アミノ酢酸のことで、タンパク質を構成するアミノ酸の中で最も単純な形を持つ。別名グリココル。糖原性アミノ酸である。
多くの種類のタンパク質ではグリシンはわずかしか含まれていないが、ゼラチンやエラスチンといった、動物性タンパク質のうちコラーゲンと呼ばれるものに多く(全体の3分の1くらい)含まれる。
中枢神経系においてグリシンはGABAに次いで重要な抑制性神経伝達物質である。今のところグリシンの受容体として知られているものは全てイオンチャネル型であり、グリシンが結合すると内蔵しているCl−チャネルの透過性が増えてCl−が細胞内に流れ込み抑制性シナプス後電位(IPSP)を発生させる。
グリシン – Wikipedia
GABAと同じような働きをするということなら、ストレスにも効きそう。
食事中にも含まれているということで、安全性は強調されているが、食事中に含まれているのであれば、サプリメントとしてわざわざ摂取する必要も無いのでは?
例えば、「グリナ」というサプリメントには、1本あたりグリシンが3000mg配合されている。
しかし、調べたところ、肉や魚には平均して100g当たり2g(2000㎎)程度のグリシンが含まれており、普通に食事が摂れている人であればグリシンが不足することは無さそうだ。
快適な睡眠を望むのであれば、食生活からまず見直す必要がありそうだ。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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