2019年2月17日更新.3,368記事.5,927,257文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

ザルトプロフェンは妊婦に安全?

スポンサーリンク


ソレトンの禁忌

NSAIDsは、妊娠後期の使用による動脈管(肺動脈と大動脈をつなぐ血管)の早期収縮が問題となる。
動脈管はプロスタグランジンなどにより開存しており、NSAIDsを使用すると動脈管が収縮し胎児の血液循環に障害を来す恐れがあるため、NSAIDsは妊婦に禁忌とされているものが多い。

ボルタレン(ジクロフェナク)、は妊婦に禁忌である。
インテバンSP(インドメタシン)、モービック(メロキシカム)も同様に妊婦に禁忌である。

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人

に禁忌となっている。

ブルフェン(イブプロフェン)は、

妊娠後期の婦人

に禁忌となっている。
セレコックス(セレコキシブ)、ロキソニン(ロキソプロフェン)は、

妊娠末期の婦人

に禁忌となっている。

カロナール(アセトアミノフェン)や塩基性NSAIDsのソランタール(チアラミド塩酸塩)は比較的安全性が高いといわれ、禁忌に妊婦の記載はない。
意外なのがソレトン/ペオン(ザルトプロフェン)にも、禁忌に妊婦の記載がないこと。
「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」には、

1. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
2. 妊娠末期のラットに投与した実験で、胎児の動脈管収縮が報告されている。

との記載がみられ、他のNSAIDsより安全性が高いというわけではなさそうだが、禁忌ではないという面では使いやすい?のかも知れない。しかし、私が産婦人科の門前で働いていたときにソレトンやペオンの処方が妊婦にされたことはない。

プロピオン酸系NSAIDs

消炎・鎮痛・解熱作用を平均して有している。

胃障害・腎障害等の副作用が比較的少ない。
消化性潰瘍、重篤な肝・腎障害、重篤な血液の異常、心機能不全には禁忌である。
アナフィラキシー様症状の出現例あり要注意である。

ニューキノロン系抗菌薬との併用にはシプロフロキサシン、フルルビプロフェンとエノキサシン、ロメフロキサシン、ノルフロキサシンとの併用は禁忌である。
イブプロフェンとジドプシンは併用禁忌である。

イブプロフェンは小児に対する薬用量が設定されている。

スポンサーリンク

疑義照会のコツ②

IMG_0670
薬剤師

疑義照会って億劫ですよね。みんなどうしてるんでしょう?

疑義照会をしやすい先生、しにくい先生っていますよね。
融通の利く先生、頑固な先生、中には声が小さくて聞き取りづらい先生とかもいる。病院の院長とかは基本疑義照会しづらい。
忙しい時にどうでも良い内容で電話かけられると、不愛想な対応になるのはわかりますけどね。
先生

↑疑義照会あるあるだね

薬剤師の情報収集法

時間の無い医療従事者にとって、効率的な情報収集は必要不可欠です。
私は学生時代から効率的な勉強方法を探って生きてきました。
例えば、1時間でいかに効率よく勉強するか、ということを1週間かけて考えていました。。。今になって思えば1週間勉強すればよかったと思います。
とにかく、この情報過多の時代を生き残るカギは、質の高い情報をいかに入手するかということにかかっていると思います。

有象無象の情報がうずまく社会、インターネットでググってウィキペディアで調べるという私の得意技でもありますが、一般人と同じようなことをしていて薬剤師という専門性の高い職種の職能を発揮できるでしょうか?
自虐的になりますが、こんなくだらないブログを見るより専門性の高いサイトで情報収集したほうが有益でしょう。ぃぇ、私のブログも有益な情報を提供したいとは思っていますが。

私の情報収取先として重宝しているのが、
国内最大級の医療従事者向け会員登録制サイト「m3.com」エムスリードットコムです。

求人情報が頻繁に来るのはウザイですが、情報の質はやはり医療従事者向けということで必要な情報が上がってきます。たまに、「こんなクソ薬局辞めてやる!」と自暴自棄になる私にとっては求人情報もある種の心の拠り所にもなったりします。
「m3.com」エムスリードットコムも登録は無料ですが、他の登録制の医療従事者向けサイト、ケアネットとか、日経メディカルとかも無料ですので、ひと通り登録しておいて損は無いと思います。自分に合った情報入手方法で日々の勉強を共に頑張りましょう。

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

yakuzaic
名前:yakuzaic
出身大学:ケツメイシと同じ
生息地:雪国
好きな言葉:三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう byカルテット

人気の記事(月間)


リンク

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

スポンサーリンク

SNS

検索