2018年12月18日更新.3,342記事.5,770,694文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

マクロゴールは下剤?

スポンサーリンク


モビコール配合内用剤

モビコール配合内用剤という慢性便秘症の薬が発売されるそうだ。

成分は以下のような組成
マクロゴール4000 6.5625g
塩化ナトリウム 0.1754g
炭酸水素ナトリウム 0.0893g
塩化カリウム 0.0251g

マクロゴールが下剤として働いているようだ。薬理作用をみると、以下のように書かれている。

本剤はマクロゴール4000及び電解質を配合した製剤であり、主にマクロゴール4000の物理化学的性質により、高い浸透圧効果を有し、消化管内に水分を保持することで、用量依存的に便の排出を促進する。

マクロゴールで下剤と聞くと、一瞬マグコロールを思い浮かべてややこしいですが、マグコロールの主成分はクエン酸マグネシウムでマクロゴールが入っているわけではない。

EAファーマのHPには、

モビコールは、主成分のポリエチレングリコールの浸透圧効果により、腸管内の水分量を増加させます。その結果、便中水分量が増加し、便が軟化、便容積が増大することで、生理的に大腸の蠕動運動が活発化し、排便が促されることを期待した薬剤です。

と書かれており、マクロゴール=ポリエチレングリコールと書かれている。

マクロゴールとは、日本薬局方(局方)または医薬品添加物規格(薬添規)に収載された規格を満たすポリエチレングリコール(Polyethylene glycol)のことである。

マクロゴールと聞くと、軟膏基剤として用いられているものを思い浮かべるが、いろんな用途があるようだ。
ペグインターフェロンのペグ(PEG)もポリエチレングリコールのこと。

PEGは無毒とされ安全性も高く、モビコールは小児から使える。

個人的に気になるのは、1包あたり塩化ナトリウム0.1754gなので、成人が1日用量6包使ったら、1gくらいになってしまう。塩分制限している人にとっては気になる数値。

スポンサーリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう
follow us in feedly

最新の記事

人気の記事

最近のコメント

  • 11/27 デパス0.25mg? (ジョン) 0.25役に立ってます。 過眠症でモディオダール服用し、副...

検索

スポンサーリンク

リンク

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ