2019年2月17日更新.3,368記事.5,927,257文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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硝酸薬の耐性回避にビタミンC?

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硝酸薬と耐性

硝酸薬は一定以上の血中濃度が長時間維持されることで、数日のうちに耐性を生じるといわれる。

硝酸薬耐性の発生メカニズムは不明な点が多いが、硝酸薬の連用によって血管壁に活性酸素が生じ、これが硝酸薬をNOに変換する代謝経路を阻害する、あるいは生成したNOの分解を促進することで、耐性が生じるものと考えられている。
そのため、ビタミンCやビタミンE(トコフェロール)などの抗酸化物質が硝酸薬耐性の抑制に有用と考えられている。

また、硝酸薬耐性には別の機序も考えられており、血管拡張に対する生体の代償的な機構としてレニン・アンジオテンシン(RA)系が活性化され、血管収縮が生じている可能性も指摘されている。
このためアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)などを硝酸薬耐性の予防に併用した研究などもある。

また、ビタミンCは狭心症への治療効果もあるといわれている。
ビタミンCは、血管内皮機能改善とそれに伴うアセチルコリンによる冠動脈収縮の緩和効果があることが示されており、冠攣縮の治療効果が期待できる可能性もある。

硝酸薬

硝酸薬は冠動脈および静脈の拡張効果があり、心負荷を軽減することで狭心症の症状や発作を抑える。
血管平滑筋細胞で一酸化窒素(NO)を発生し、細胞内の環状グアノシンーリン酸(cGMP)濃度を高めることで血管平滑筋を弛緩させる。
またCa拮抗薬は冠動脈拡張作用により狭心症の発作を予防する。
β遮断薬は血圧および心拍数を抑え、心負荷を低減させる目的で用いられる。

ニトログリセリンは心筋梗塞超急性期にも利点がある。
経口、注射、外用の各種製剤が発売されている。
口腔内が乾いている者(高齢者など)は口腔内噴霧がよい。

経皮製剤は肝での初回通過効果を受けないので、安定した血中濃度が得られる。
この場合テープはフィルムに硝酸薬を配合した粘着剤を塗布したものであるのに対して、パッチ剤は貯蔵層にニトログリセリンを貯めて皮膚との間に放出制御膜粘着剤を配置している。
発作発現時間や誘発因子に合わせて投薬時間を調節する。

経口硝酸薬の慢性投与は、必ずしも長期予後に好影響を与えていない。
注射剤は速効性を期待できると同時に持続点滴による長時間の効果維持が可能で、不安定狭心症の治療に有用である。

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薬歴の悩み①

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薬剤師

↓この薬歴じゃダメなの?自分の薬歴いつもこんなもんだけど・・・

S:特に不安なことはありません。
O:体調は良好。来月は検査。
A:コレステロールの薬は夕方飲む方が効き目が良い。
P:今まで通り継続を。
先生

個別指導で困らないようにしとかないとね

薬剤師の情報収集法

時間の無い医療従事者にとって、効率的な情報収集は必要不可欠です。
私は学生時代から効率的な勉強方法を探って生きてきました。
例えば、1時間でいかに効率よく勉強するか、ということを1週間かけて考えていました。。。今になって思えば1週間勉強すればよかったと思います。
とにかく、この情報過多の時代を生き残るカギは、質の高い情報をいかに入手するかということにかかっていると思います。

有象無象の情報がうずまく社会、インターネットでググってウィキペディアで調べるという私の得意技でもありますが、一般人と同じようなことをしていて薬剤師という専門性の高い職種の職能を発揮できるでしょうか?
自虐的になりますが、こんなくだらないブログを見るより専門性の高いサイトで情報収集したほうが有益でしょう。ぃぇ、私のブログも有益な情報を提供したいとは思っていますが。

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国内最大級の医療従事者向け会員登録制サイト「m3.com」エムスリードットコムです。

求人情報が頻繁に来るのはウザイですが、情報の質はやはり医療従事者向けということで必要な情報が上がってきます。たまに、「こんなクソ薬局辞めてやる!」と自暴自棄になる私にとっては求人情報もある種の心の拠り所にもなったりします。
「m3.com」エムスリードットコムも登録は無料ですが、他の登録制の医療従事者向けサイト、ケアネットとか、日経メディカルとかも無料ですので、ひと通り登録しておいて損は無いと思います。自分に合った情報入手方法で日々の勉強を共に頑張りましょう。

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