更新日:2015年11月6日.全記事数:3,191件.

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クラミジアで流産?


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クラミジアで流産

クラミジア感染症は、クラミジア・トラコマティスという病原体によって起こる疾患である。

近年、特に10~20歳代の若者での感染が拡大しており、問題視されている。

男性では尿道から感染し、前立腺、副睾丸、鼠径リンパ節へと移行し、尿道炎や精巣上体炎を引き起こす。

ただ、尿道からの感染であるため、尿によってクラミジアが洗い流されることが多く、女性に比べて感染しにくいとされている。

女性の場合は最初に子宮頸管から感染して子宮頸管炎を起こす。

それから子宮内膜、さらには卵管を経て骨盤内へと感染が拡がって、子宮内膜炎や卵管炎を発症する。

その結果、卵管閉塞や骨盤内癒着を来し、不妊症の原因となる。

また、妊娠中に感染していれば、流早産を誘発するほか、出産時の産道感染で新生児にクラミジアによる結膜炎や肺炎が起こる恐れがあることも知られている。

そのため最近では、妊婦健診でクラミジア検査を実施することが一般的になっている。

参考書籍:日経DI2003.12

妊婦と温泉

妊娠中に温泉に入ってはいけないと言われますが本当でしょうか?

滑って転ぶ危険が高いことや、熱いお湯が子宮を収縮させる等の理由があるようです。

家の風呂でも同じじゃん。

あと、トリコモナスに感染することもあるので注意が必要です。
トリコモナス感染がある場合未熟産が増加するという報告が多くあります。

温泉に入ってリラックスできるというメリットもありますので、注意して入れば問題ないと思います。

温泉法の禁忌の項目に「妊娠中」という記載があるので、温泉の人に聞いても「責任は持てません」という答えが返ってくるとは思いますが。

「妊婦は温泉ダメ」根拠なし 環境省、基準から削除へ:朝日新聞デジタル

環境省は温泉施設に掲示する注意書きや効能の内容を32年ぶりに見直し、妊娠中は入浴を避けるべきだという規定を削除する方針を決めた。「よく調べたが、なぜ書かれているか分からなかった」という。同省はほかの見直し内容も含めた新しい掲示基準案を24日公表した。来月7日まで意見を募った上で決定する。

 温泉法では、温泉施設には成分表と入浴を避けるべき症状(禁忌症)、入浴や飲用上の注意書きを掲示するよう定めている。

 現在の掲示基準は、温泉療法で効果があるとされる症状(適応症)と合わせて1982年に作られたが、「医学的根拠に欠ける」という指摘があった。そこで環境省は日本温泉気候物理医学会に調査を委託するなどして内容を見直した。

「よく調べたが、なぜ書かれているか分からなかった」

なんじゃそりゃ。

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