2019年4月18日更新.3,408記事.6,019,029文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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「強力」な薬?

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強力

強力と名の付く薬がいくつかある。

強力ネオミノファーゲンシー
強力ポステリザン軟膏
強力ビスラーゼ末
強力レスタミンコーチゾンコーワ軟膏

強力ポステリザン軟膏のインタビューフォームには、
「ラテン語の posteriori(後方の)と sanare(治癒する)を組み合わせて Posterisan とし、ヒドロコルチゾンを配合していることからforte(強力)の文字を付した。」
とある。
他剤と効果の強弱を比較したことによる命名ではない。

例えば同じ痔治療薬のネリプロクト軟膏に含まれるステロイドのジフルコルドロン吉草酸エステルはネリゾナと同成分でありステロイドランク的には「ベリーストロング」に分類さされる。
対して強力ポステリザン軟膏に含まれるステロイドのヒドロコルチゾンや、強力レスタミンコーチゾンコーワ軟膏にふくまれるヒドロコルチゾン酢酸エステルは「ウィーク」相当である。

この程度の薬に「強力」と付けるのはいかがなものかと、詐欺ではないかとも思いますが、昔からある薬なので仕方がないのか。

だとしたら、デルモベートやジフラールは「超強力デルモベート軟膏」とネーミングしても認めていいくらいだ。

ポステリザンF坐薬の「F]も、インタビューフォームには明記されていないが、ヒドロコルチゾンが配合されているのでforte(強力)のFであろうと推測される。
ということで、患者へのあらぬ誤解を生じさせないためにも、強力ポステリザン軟膏はポステリザンF軟膏、強力ネオミノファーゲンシーはネオミノファーゲンシーF、強力ビスラーゼ末はビスラーゼF末、強力レスタミンコーチゾンコーワ軟膏はレスタミンコーチゾンコーワF軟膏といった控えめなネーミングへの名称変更をおすすめする。

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ロコアテープとモーラステープの使用法で誤りは?

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薬剤師

ロコアテープ®とモーラステープ®の使用法について誤った組合せはどれか。
1. NSAIDs服用患者にエスフルルビプロフェンテープ剤(ロコアテープ®)1日2枚を患部に貼付
2. NSAIDs服用患者にケトプロフェンテープ剤(モーラステープ®)1日2枚を患部に貼付
3. 抗菌薬のノルフロキサシン(バクシダール®)服用患者にエスフルルビプロフェンテープ剤(ロコアテープ®)を処方
4. 抗菌薬のノルフロキサシン(バクシダール®)服用患者にケトプロフェンテープ剤(モーラステープ®)を処方
5. 光線過敏症の患者にエスフルルビプロフェンテープ剤(ロコアテープ®)を処方
6. 光線過敏症の患者にケトプロフェンテープ剤(モーラステープ®)を処方

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