2018年9月20日更新.3,327記事.5,533,947文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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うつ病じゃないのに抗うつ薬?

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抗うつ薬の適応外使用

複数の効能効果を持つ薬だったり、適応外使用で処方されている薬の説明で、とんちんかんな説明をしてしまった経験はあるだろうか。
私はもちろんある。

肩こりで葛根湯が出てる患者に、風邪と思い込んで説明したり、
尿漏れでスピロペントが出てる患者に、咳止めと思い込んで説明したり、
そこらへんはまだ、風邪っぽい症状に使われる薬なので、患者も聞き流すというか、そういう効果もあるんだな~程度ですが、ちょっと聞き流せない雰囲気になる薬がある。

精神系の薬が処方されている場合に、「ん?ちょっと待てよ」みたいな患者の反応になることがある。
「俺は精神病患者か?」みたいな。
「処方間違いじゃないのか?」みたいな。

デパスが肩こり、腰痛、頭痛などに使われることはよくあるが、あまり抗不安薬、精神安定剤、マイナートランキライザー的な言い回しを強めにすると、ノンコンプライアンスに陥る可能性がある。

精神系の薬で痛み関連の適応を持つ薬は多い。

サインバルタ:糖尿病性神経障害、線維筋痛症、慢性腰痛症、変形性関節症
デパス:頸椎症,腰痛症,筋収縮性頭痛
トリプタノール:末梢性神経障害性疼痛
コントミン/ウインタミン:催眠・鎮静・鎮痛剤の効力増強
セルシン:脳脊髄疾患に伴う筋痙攣・疼痛

また、消化器系の疾患で、例えばストレス性の胃炎とかでも精神系の薬が処方されることがありますが、その場合もあまり精神安定剤的な言い回しは避けたい。

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