2018年9月20日更新.3,327記事.5,533,947文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ペニシリンアレルギーのピロリ菌除菌に何使う?

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ペニシリンアレルギーとピロリ菌除菌

2018年8月現在、ピロリ菌の除菌に用いられるパック製剤は、

ランサップ400・800(販売終了 経過措置2019年3月予定):成分(タケプロンカプセル、アモリンカプセル、クラリス錠)
ランピオン(販売終了 経過措置2019年3月予定):成分(タケプロンカプセル、アモリンカプセル、フラジール錠)
ラベキュア400・800:成分(パリエット錠、サワシリン錠、クラリス錠)
ラベファイン:成分(パリエット錠、サワシリン錠、フラジール錠)
ボノサップ400・800:成分(タケキャブ、アモリンカプセル、クラリス錠)
ボノビオン:成分(タケキャブ、アモリンカプセル、フラジール錠)

というラインナップです。

しかしペニシリンアレルギーの患者に除菌療法をする場合(実際に見たことは無いが)アモキシシリンがネックになる。

こららの除菌療法には、いずれもアモキシシリンが含まれるが、ペニシリン系抗菌薬に対して過敏症の既往がある患者に、同薬は原則禁忌である。
そのためガイドラインでは、ペニシリンアレルギー患者のピロリ菌除菌療法として、ペニシリン系抗菌薬を含まないレジメンを推奨している。

ペニシリンアレルギー患者の推奨レジメン
(A)PPI+クラリスロマイシン200mgまたは400mg+メトロニダゾール250mg
(B)PPI+シラフロキサシン水和物100mg+メトロニダゾール250mg
(C)PPI+ミノサイクリン塩酸塩250mg+メトロニダゾール250mg
※いずれも1日2回、7日間投与する。

ただし、いずれも保険適用外であり、自費診療となる。
そこまでしてピロリ菌除菌しなくていいかな。

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