2018年10月17日更新.3,349記事.5,698,974文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

ミカルディスとバイアスピリンを一緒に一包化しちゃダメ?

スポンサーリンク


ミカルディスとバイアスピリン

添付文書やインタビューフォームでは見当たらないが、ミカルディスバイアスピリンの配合変化というのがあるようだ。

ミカルディスとバイアスピリンを一緒に一包化し、多湿環境下で保存した場合、錠剤同士が付着するという現象が確認されている。
また、ミカルディスとマドパーなどレボドパ含有製剤と一包化した場合にも、黄~茶褐色への錠剤の変色および付着がみられる報告がある。

メーカーは、ミカルディスの吸湿性が問題であるとの見解のもと、乾燥剤を用いるなど、保存状態に注意するよう情報提供を行っている。

ミカルディスに含まれるメグルミンという塩基性添加物が、バイアスピリンの腸溶性コーティング基剤であるメタクリル酸コポリマーLDという酸性添加物と接触することで酸・塩基反応が起こっていると推察されます。
テルミサルタンのジェネリックによっては、フィルムコーティングが施されており、メグルミンとメタクリル酸コポリマーLDの接触が起こらず、錠剤の付着を起こさないものもある。
こういう所でジェネリックを推奨してみるのもいい。

ミカルディスの一包化

ミカルディスは一包化に不向き、という情報が本に載っていたので調べる。

添付文書には、
「分包後は吸湿して軟化、黄変することがあるので、高温・多湿を避けて保存すること。」
と書いてある。
一包化を禁止しているわけではない。

インタビューフォームでは、温度25℃、湿度60%1か月で性状がわずかに黄変した、と書かれている。
湿度90%超えで潮解したと書いてありますが、湿度90%ってあまり体験したことが無い。
地域によってはあるかな。
湿気に気をつけてもらえば大丈夫かな。。。

スポンサーリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう
follow us in feedly

最新の記事

人気の記事

最近のコメント

検索

スポンサーリンク

リンク

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

タグ

検査値 調剤関連資料