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まゆ毛の育毛剤?
公開. 更新. 投稿者:脱毛症. 閲覧数:1178回
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眉用育毛剤ペレウス
眉毛の育毛剤というのがあるそうだ。
薬局に置いてあったのに気づかず。
PEREUS ペレウス [ 第1類医薬品 ] 商品情報 森下仁丹
有効成分『メチルテストステロン』が眉や体毛の毛母細胞に働きかけ、発毛を促進します。
使いやすいリキッドタイプの極細ペンを採用。
ペン先が極細仕様で、毛の一本一本に塗布することができます。
成分はメチルテストステロン。
男性ホルモンです。
女性でも男性でも使えます。
眉毛が伸びるなら、頭髪も伸びるんじゃないか?と頭に塗ってみる人もいそうですが、男性ホルモンは逆に頭髪を薄くします。
ヒゲとかなら伸びそう。
同じような男性ホルモンの育毛OTCにミクロゲン・パスタという製品もあります。
こちらのほうが男性には買いやすいデザイン。
効能効果をみると、
ペレウス:眉毛脱毛,腋窩無毛,恥部無毛,薄毛(まゆ毛・体毛の発毛促進に)
ミクロゲンパスタ:男女両性の無毛症,貧毛症(顔面,胸部,四肢,腋下,恥部の発毛促進と育毛)
最近の人で体毛を濃くしたいという願望を持つ男性は少ないと思うので、ニーズは減ってそう。
ですが、LGBT的なニーズはあるのかな。
” 第1類医薬品 眉用育毛剤 ペレウス アポネットR研究会・最近の話題
ところが、手元にあった2009年版のJAPICの一般用医薬品集をみたところ、なんとこの名前の商品は以前から発売されていて、どうやらこの販売権を森下仁丹が獲得して価格を下げて発売に踏み切ったようです。(ドーピングリストにも載っていた)
特に添付文書にある、「使用できない部分」として、頭髪、まつ毛、陰茎部先端(尿道口)、恥部の粘膜部とされている理由について、手元にある成書も含めて情報がなく、いろいろ調べてもその理由がきちんと記されたものが見つかりませんでした。
まつ毛は目に入る可能性があるから(入ったらどのような問題があるの?)、頭髪はかえって脱毛になるのがその理由のようですが、専門家向け基本的な情報はもっとメーカーとして充実させる必要があるのではないでしょうか。(医療用医薬品ではこの系統の外用薬はない)
気軽に使えるというのがキャッチフレーズで主に女性をターゲットにした商品のようなので、気を付けないと、妊婦や授乳中の女性、女性のアスリートがうっかり誤って使ってしまうことはないか、チュッピリ心配です。
まゆ毛薄い女性多いからなあ。
ニーズはありそう。
まつ毛も長くしたい、と思って、まつ毛にも塗りそう。
しかし、男性ホルモンだからなあ。
ドーピングとか、妊婦の問題もあるし、気軽に使ってもらいたくは無いですね。
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