2018年12月11日更新.3,340記事.5,763,436文字.

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シナールは半割不可?

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シナール配合錠の半割

シナール配合錠は、アスコルビン酸(ビタミンC)とパントテン酸カルシウムの合剤である。

シナールには、配合錠と配合顆粒があり、どちらかというと顆粒のほうがよく処方される。
顆粒製剤があるため、錠剤の粉砕指示はほぼ無いが、シナール配合錠/シナール配合顆粒の添付文書の適用上の注意には、
「配合時の粉砕は避けること。」と書かれている。

シナールのインタビューフォームを確認すると、

アスコルビン酸は酸性,パントテン酸カルシウムはアルカリ性のため,両剤の用時配合使用は禁忌とされている。
シナール配合錠は安定性を確保し,賦形剤を減量するためパントテン酸カルシウムを上下層に,アスコルビン酸を中間層に配した3層錠である。
なお,外観からは3層錠には見えない。
シナール配合顆粒はアスコルビン酸を含む顆粒とパントテン酸カルシウムを含む顆粒を別々に造粒(分離被覆)し混合した製剤である。
いずれも両ビタミンの直接接触を避ける工夫がされている。

錠剤にしても顆粒剤にしても、つぶして混ぜてしまうと、アスコルビン酸は酸性、パントテン酸カルシウムはアルカリ性なので配合変化してしまうということ。

そして、↓こちらの記事には、粉砕だけでなく3層構造なので半割もダメと書かれている。
シナール配合錠は分割不可であることを知らなかった|リクナビ薬剤師

シナールなんてそんな厳密に調剤しなくても気休め程度だから、割っても良いんじゃね?とか思ったりして。
パンビタン末にもアスコルビン酸とパントテン酸カルシウムが入っているけど、製剤的に工夫されてはいなさそう。

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