2019年4月18日更新.3,408記事.6,019,029文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ベネットは腎障害患者に禁忌?

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腎機能とビスホスホネート

ビスホスホネート製剤は、腎機能が低下した患者では排泄が遅延することが報告されており、危険性が高まるため注意が必要です。

各ビスホネート製剤の腎障害に対する記載は、以下の通り。

リセドロン酸(アクトネル/ベネット):【禁忌】高度な腎障害のある患者[クレアチニンクリアランス値が約30mL/分未満の患者では排泄が遅延するおそれがある。]
アレンドロン酸(フォサマック/ボナロン):【慎重投与】重篤な腎機能障害のある患者[使用経験が少なく安全性が確立していない。]
ミノドロン酸(リカルボン/ボノテオ):【慎重投与】重篤な腎障害のある患者[排泄が遅延するおそれがある。]
イバンドロン酸(ボンビバ):【慎重投与】高度の腎障害のある患者[排泄が遅延するおそれがある。使用経験がなく安全性が確立していない。]

リセドロン酸はクレアチニンクリアランス30mL/分で禁忌である。
薬によって、高度な腎障害or重篤な腎障害と記載は異なる。
ここらへんの添付文書の記載はあいまいですが、いずれにせよCCr30mL/分を切ったら慎重と考えるべきと思われます。

ちなみにエチドロン酸(ダイドロネル)も、【禁忌】重篤な腎障害のある患者〔排泄が阻害されるおそれがある。〕となっています。

腎障害患者に整形外科からビスホスホネートが出てたら、ほぼ疑義照会と考えたほうがよろしいかな。

代替案として、その他の骨粗鬆症治療薬と腎機能について、

活性型ビタミンD製剤
アルファカルシドール(アルファロール):記載なし
カルシトリオール(ロカルトロール):記載なし
エルデカルシトール(エディロール):【慎重投与】腎機能障害のある患者

選択的エストロゲン受容体調節薬
ラロキシフェン(エビスタ):【慎重投与】腎障害のある患者[安全性は確立していない。]
バゼドキシフェン(ビビアント):【慎重投与】腎機能障害のある患者[安全性は確立していない。]

カルシウム製剤
L-アスパラギン酸カルシウム水和物(アスパラCA):【禁忌】重篤な腎不全のある患者〔カルシウム排泄低下により、高カルシウム血症があらわれるおそれがある。〕

代替薬を勧めるとしたら、活性型ビタミンD製剤のアルファロール、ロカルトロールなどになる。

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効果を高め耐性化を防止するレボフロキサシン投与法は?

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薬剤師

キノロン系抗菌薬は肺炎球菌や大腸菌に対する耐性化が危惧されている。レボフロキサシン(LVFX)で治療を行う場合、効果を高め耐性化を防止する適切な投与方法はどれか?
A. 1回100mgを1日3回投与
B. 1回200mgを1日3回投与
C. 1回500mgを1日1回投与
D. 1回250mgを1日2回投与

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