更新日:2016年12月21日.全記事数:3,089件

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狭心症が進行して心筋梗塞になる?


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心筋梗塞の原因

狭心症の原因は冠動脈の狭窄で、心筋梗塞の原因はその閉塞です。
そのため、冠動脈の狭窄が徐々に進行して狭心症の段階を経て心筋梗塞になるのだろうと誤解してしまいがちです。
一般に冠動脈が狭窄しても、その狭窄率が75%を越えないと、強い運動をしても胸部の症状は出現しません。
ところが、心筋梗塞の約80% は冠動脈の狭窄率が75%未満の状態から突然発症するのです。
この突然の発症に関与するのがプラークの破綻です。

プラークの破綻

動脈硬化を生ずると血管の内膜下にコレステロールなどが蓄積したプラークが形成されます。
このプラークの量、大きさにより血管の狭窄度が規定されますが、その大きさとは関係なくプラークを覆う内膜が破れてしまうことがあります。
これがプラークの破綻です。
プラークが破綻するとプラーク内のコレステロール、炎症細胞そして種々の生理活性物質の作用によりその部位に血栓(血液が凝固したもの)が形成されます。
しばしばこの血栓は巨大で、わずか25%狭窄程度の冠動脈がプラークの破綻により閉塞することもあります。

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