2019年2月20日更新.3,370記事.5,924,009文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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妊婦にサイトテック?

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サイトテックの適応外使用

サイトテックといえば、妊婦に禁忌の胃薬として有名ですが、適応外で妊婦に使われることがあるという話。

サイトテックの添付文書には、

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。[本剤には子宮収縮作用があり、妊婦で完全又は不完全流産及び子宮出血がみられたとの報告がある。]

と書かれている。
サイトテックには子宮収縮作用がある。

そのため、子宮収縮薬と同じような効果が期待できるわけだ。

ウィキペディアには以下のような適応外使用が記載されている。
ミソプロストール – Wikipedia

・中絶
・分娩誘発
・不全流産
・産後出血

オキシトシンとかプロスタグランジンE2錠とかに比べると、薬価は安いので、経済的には使うメリットがあるのかも知れない。
あまり詳しくないのでわからないが、産後出血とかにはメテナリン(今は名称変更されてメチルエルゴメトリン)がよく処方されていた。メチルエルゴメトリンの薬価は安いから、これをサイトテックに変える意味は無いかな。

科研製薬からは「サイトテック錠の適正使用に関するお願い」というリーフレットも配布されている。
そこには以下のような文章が記載されている。

昨今、本剤において分娩誘発等を目的に経口投与又は腟内投与されるというケースが国内外で報告されており、その中には新生児に対する重篤な副作用が報告されております。また、分娩後の子宮収縮、弛緩出血の止血等を目的に使用した報告もありま すが、これらはいずれも適応外使用となります。
さらに、妊娠に気づかず本剤が投与された場合、流産を起こし妊娠が継続できなく なるおそれがあります。
以上より、本剤の投与に際しては【禁忌】、【原則禁忌】をご確認の上、【効能・効果】、 【用法・用量】以外でのご使用は避けていただきますよう、お願いいたします。

しかし、サイトテックの効能効果「非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与時にみられる胃潰瘍及び十二指腸潰瘍」でのニーズは皆無だと思うので、サイトテックが生き残っていられるのは適応外使用されているからなのかな、とも思う。

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腎機能障害時に注意が必要な抗真菌薬は?

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薬剤師

アゾール系抗真菌薬のほとんどが肝代謝酵素CYP3A4を阻害するが、腎機能障害時に特に注意が必要となる抗真菌薬の組み合わせはどれか。
A. ボリコナゾール注(ブイフェンド)-フルコナゾール注(ジフルカン)
B. ボリコナゾール注(ブイフェンド)-イトラコナゾール(イトリゾール)
C. ボリコナゾール注(ブイフェンド)-ミコナゾール(フロリードゲル)
D. フルコナゾール注(ジフルカン)-イトラコナゾール(イトリゾール)
E. フルコナゾール注(ジフルカン)-ミコナゾール(フロリードゲル)
F. イトラコナゾール(イトリゾール)-ミコナゾール(フロリードゲル)

先生

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