2019年2月20日更新.3,370記事.5,924,009文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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カテキンは肝臓に悪い?

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高濃度茶カテキンと肝障害

カテキンが肝臓に悪いという話を患者さんから聞いた。
いつも患者さんから教えられっぱなしのダメ薬剤師です。

お茶に含まれる程度のカテキンなら問題ありませんが、高濃度茶カテキンとなると有害事象も報告されているようです。

ヨーロッパでは、高濃度茶カテキンは販売中止にもなっている。

カナダ、フランス、スペインなどでは緑茶カテキン摂取が原因と疑われる肝臓障害が報告されている。またこれまでに、カテキンは従来ヨーロッパにおいて一般医薬品として販売されていたが、肝臓移植まで必要とするような重症例がみられたことを受けて販売禁止措置がとられた。カテキン – Wikipedia

ヘルシアを販売する花王は安全性を強調している。

茶カテキン含有飲料の肝機能への安全性
 花王の茶カテキン含有飲料は、厚生労働省の評価を受けて特定保健用食品の許可を得たものです。2003年の販売開始以来、10年以上にわたり販売しており、その飲用による肝機能への障害性は認められていません。
 また、反復投与毒性試験等の動物を用いた安全性試験に問題がないこと、および医師により監修された種々のヒト臨床研究において、肝機能を含む検査項目に悪影響が無いことを確認しています。花王 茶カテキンの安全性 | 栄養代謝の研究開発

高濃度茶カテキンが謳う脂肪燃焼効果のメカニズムは、アドレナリンを分解する酵素の働きを、カテキンが阻害し、アドレナリンが増えて交感神経の作用が強まり、結果的に脂肪燃焼が活発になるという理屈。

ヘルシアを飲む人が、期待する効果は「やせる」ということだと思いますが、そこまでアドレナリンを増やす効果がカテキンにあるとは思えない。
もしあったら、マジンドールとか覚せい剤みたいに依存してしまいそう。

ヘルシアに、ヨーロッパで販売中止になったサプリメントほどの危険性は無いだろうけど、やせるほどの効果を期待して大量に飲み続けると、体を壊してやせるかも知れません。

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脂質異常症薬に関する記述で正しい内容は?

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薬剤師

脂質異常症の治療薬剤に関する下記の記述で正しいものはどれか。2つ選べ。
a. フェノフィブラートは、中等度以上の腎機能障害のある患者に対しては添付文書上禁忌である
b. ロスバスタチンは、イトラコナゾール投与中の患者に対しては添付文書上禁忌である
c. エゼチミブは、コレステロール生合成系の律速酵素であるHMG-CoA還元酵素を特異的かつ拮抗的に阻害する薬剤である
d. オメガ-3脂肪酸エチル粒状カプセルは、添付文書上食前に服用することと定められている
e. エボロクマブ皮下注は添付文書上、心血管イベントの発現リスクが高く、HMG-CoA還元酵素阻害剤で効果不十分な高コレステロール血症患者に使用可能である。

先生

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