2018年4月29日日曜更新.3,306記事.5,274,298文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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生薬の豆知識

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竜骨は恐竜の骨?

竜骨とは、生薬の一種で大型の哺乳類の骨の化石のことです。
なかには恐竜の化石も含まれます。
現在は中国より輸入されていますが、化石であるので将来的に枯渇してしまうことが懸念されています。

ダイオウは将軍?

ダイオウとは大王ではなく、漢方薬に含まれる大黄のことです。
ダイオウ(大黄)は別名を「将軍」とも称され、漢方医学においてはもっとも重要な生薬の一つとされています。
将軍という称号はその薬効が峻烈、快速なのを表示したもの。
妊婦さんには注意ですね。

当帰の名前の由来は?

「当」は再帰文字で「まさに…べし」と読みます。
つまり当帰は「まさに帰るべし」と読めます。
夫が妻のもとに帰る、女性の体がもとに帰る、などの意味にとれます。

トリカブトが漢方薬に入ってる?

有名な毒草として知られるトリカブト。

附子という名前で漢方薬に使われています。

まさしく薬は使い方次第で「毒にも薬にもなる」のですね。

半夏の由来は半夏生?

半夏の開花は5~7月で、毎年7月2日頃を半夏生といいます。
今でいうと初夏だと思いますが、昔は「夏の半ば」ということで半夏といわれるようになったらしい。
烏が使う柄杓(小さめの柄杓)に見立てて、烏柄杓ともいいます。
狐の蝋燭、蛇の枕という別名もあります。

葛根の名前の由来は?

葛根は葛の根ですが、葛とはクズの中国名「葛藤」の葛の字があてられたものだそうです。

葛藤というと心理的な意味を想像しますが、クズもつる性の植物でからみついて伸びているので、わずらわしいからみが葛藤という意味にピッタリです。

葛根湯=桂枝湯+葛根

葛根湯は桂枝湯に葛根を加えたものです。

なので、桂枝加葛根湯でもよさそうですが、葛根が主薬の座を奪いました。

傷寒論を書いた張仲景は、主薬名で命名した処方が多いです。

ミミズで解熱?

地竜という生薬に解熱作用があることが知られている。
この地竜とはミミズのことである。
その解熱作用は地竜中に含まれるある種のタンパク成分の働きによるといわれてしいます。


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