2018年4月25日水曜更新.3,306記事.5,274,298文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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吸いこんじゃいけない粉薬、触っちゃいけない粉薬

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薬塵によるアレルギー

散剤の調剤をするとき、細かい粉だと舞って、くしゃみ・鼻水で大変な思いをすることがある。

そのため、基本的にマスクをして調剤をしている。
散剤台に集塵機が付いているものもあるので、集塵機のスイッチをオンにして調剤する。
頻繁に手洗いとうがいをする、などの対応が必要になる。

とくに注意を要する散剤として、「パンクレアチン」がある。
添付文書には、以下のような注意書きがある。

投与に際しては、粉末を吸入しないように注意すること。
〔本剤の吸入により気管支痙れん、鼻炎を起こしたとの報告がある。〕

意外と怖いですね。

また、散剤による接触性皮膚炎というのもある。
「ウインタミン細粒」の添付文書には以下のような注意書きがある。

調剤時:ときに接触皮膚炎等の過敏症状を起こすことがあるので,本剤を取り扱うときにはゴム手袋等を使用するなど,直接の接触を極力避け,付着のおそれのあるときはよく洗浄すること。

同じく精神系の「ニューレプチル」の添付文書にも同様に以下の注意書きが書かれている。

調剤時
ときに接触皮膚炎等の過敏症状を起こすことがあるので、特に細粒剤を取り扱うときにはゴム手袋等を使用するなど、直接の接触を極力避け、付着のおそれのあるときはよく洗浄すること。

帽子をかぶって、マスクをして、手袋をして調剤する姿は、無菌調剤室でもなければ見かけない完全防備ですが、体質によってはそうしたほうが良いのかも。

精神科の門前で働く人たちは、アレルギーもそうですが、微量の薬でも毎日吸い込むことによって向精神薬の影響が現れてきそうな怖さもあったりなかったり。


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