2018年4月6日金曜更新.3,291記事.5,105,755文字.

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インフルエンザのまとめ

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インフルエンザ


インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされる急性感染症である。


風邪(普通感冒)とは異なり、比較的急速に出現する悪寒、高熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛を特徴とし、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、咳、痰などの気道炎症状を伴う。腹痛、嘔吐、下痢といった胃腸症状を伴う場合もある。
主要な合併症として肺炎とインフルエンザ脳症がある。
潜伏期間は1–2日が通常であるが、最大7日までである。
肺炎や上気道の細菌感染症を続発し死亡することがある。


A型インフルエンザはとりわけ感染力が強く、症状も重篤になる傾向がある。
まれにA型、B型の両方を併発する場合もある。


インフルエンザの治療薬は古典的なアマンタジン(シンメトレル)があるが、現在の主流はノイラミニダーゼ阻害薬である。
ノイラミニダーゼ阻害薬には、吸入剤のザナミビル(リレンザ)、ラニナミビル(イナビル)、内服薬のオセルタミビル(タミフル)、注射薬のベラミビル(ラピアクタ)がある。
RNAポリメラーゼ阻害を有するファビピラビル(アビガン)は新型又は再興型インフルエンザ感染症が発生した場合に限って、国の判断のもとに患者に投与されることとなっている。

アマンタジンはA型インフルエンザのみに有効で、近年では耐性化も進んでいる。
ノイラミニダーゼ阻害薬はA,B型に有効性が期待できる。
ペラミビルは注射薬であるので、経口もしくは吸入が困難な重症例に使用されるべきである。近年、オセルタミビルに耐性を示すウイルス株も報告されており、ペラミビルも同時に耐性傾向を示すので薬剤選択には注意する。


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