2018年4月4日水曜更新.3,291記事.5,105,755文字.

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パーキンソン病のまとめ

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パーキンソン病


パーキンソン病は中年期以降に発症する比較的頻度の高い錐体外路系の変性疾患であり、振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害の四症状を特徴とする。
パーキンソン病では中脳黒質ドパミン神経細胞が選択的に変性脱落し、線条体のドパミンが著明に減少、神経細胞に広範にレビー小体という特徴的な細胞質内構造物が出現する。
パーキンソン病以外の変性疾患、薬剤、脳血管障害などでパーキンソン様症状がみられる場合をパーキンソン症候群と呼んでいる。


振戦・・・ふるえのこと。特徴として、何もしていない時にふるえる「安静時振戦」が見られます。手だけでなく、足や顎もふるえることがあります。

筋固縮・・・筋肉の緊張が強くなり、手足の動きがぎこちなくなります。関節が固くなり、他人が動かそうとしても抵抗があります。(歯車様)
無動・・・動作の開始に時間がかかり、動作そのものも遅くなります。目のまばたきが減り、顔の表情が硬くなります。字が小さくなります。(小字症)
姿勢反射障害・・・体を後方に押されると足が出ず、バランスを保持できなくなり、転びやすくなります。


中脳黒質のドパミン神経細胞減少により、これが投射する線条体(被殻と尾状核)においてドパミン不足と相対的なアセチルコリンの増加がおこり、機能がアンバランスとなることが原因と考えられている。しかしその原因は解明には至っていない。

パーキンソン病ではドパミン減少しているので、L-ドパ(レボドパ)を投与しドパミンを補う治療法が最も理にかなっている。
しかし、長期投与により、症状の日内変動(wewring-off現象、on-off現象、no-on/delayed on現象)、ジスキネジア、精神症状などを起こす問題がある。

中枢以外での脱炭酸化を抑えたL-ドパを高濃度に中枢へ移行させるためにL-ドパとドーパ脱炭酸酵素阻害薬(DCI)との合剤が用いられている。


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