2018年3月7日水曜更新.3,268記事.5,318,253文字.

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水と混ぜてはいけないシロップ

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水との配合変化

シロップを調剤するときに、1回の量が中途半端な量の場合、単シロップや精製水などでメスアップすることがある。

しかし、シロップの中には、単シロップや水と混ぜてはいけないものもある。

テオドールシロップの適用上の注意には以下のように書かれている。

他のシロップ剤,水,単シロップ剤と混合しないこと.〔本剤の徐放性が損なわれる.また,発熱時には一時減量あるいは中止する等,投与量の調整が必要となることがある.〕

水や単シロップとも混ぜてはいけない。

テオドールシロップの用量は、

通常,小児にテオフィリンとして,1回4~8mg/kg(本剤0.2~0.4mL/kg)を,1日2回,朝及び就寝前に経口投与する.
なお,開始用量は年齢,症状,合併症等を考慮のうえ決定し,臨床症状等を確認しながら適宜増減する.

となっているので、中途半端な量で処方されることもあるが、瓶のメモリで測るのではなく、スポイトなどを付けて投薬する必要がある。

他にも、エビリファイ内用液は、

煮沸していない水道水は、塩素の影響により混合すると含量が低下するので、希釈して使用しないよう指導すること。

と書かれており、白湯なら良いが、塩素の入ったままの水道水とは混ぜてはいけない。
エビリファイに関しては、ほぼ分包品で対応できるので、恐らく調剤上の心配はあまりない。

他にも、処方されることはあまり無いが、ウイントマイロンシロップ(ナリジクス酸)のインタビューフォームには、単シロップとの配合により「2日目より沈降」と書かれている。

水や単シロップなら混ぜても問題ないと思いがちだが、初めて処方されたような薬については、今一度調べなおしたほうが良い。

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