更新日:2017年11月14日.全記事数:3,169件.

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ネイリンカプセルとラミシールの違いは?


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ホスラブコナゾール

ネイリンカプセル(ホスラブコナゾール)という爪水虫治療薬が承認された。

▽ネイリンカプセル100mg(ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物、佐藤製薬):「爪白癬」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。再審査期間は8年。

ホスラブコナゾールは新規の経口抗真菌剤。主活性成分のラブコナゾールの溶解性や生体内利用率を向上させたプロドラッグで、ヒトに投与すると速やかにラブコナゾールに変換される。ラブコナゾールは、真菌細胞の膜成分であるエルゴステロール生合成を阻害することにより、抗真菌作用を示す。

経口投与の類薬にはイトリゾールカプセル(一般名:イトラコナゾール)やラミシール錠(テルビナフィン塩酸塩)がある。海外では17年8月時点で、承認されている国・地域はない。薬食審・第二部会 新薬4製品を審議、承認了承 中外の抗PD-L1抗体、サノフィのアトピー適応の抗体医薬など

クレナフィン爪外用液やルコナック爪外用液などの外用剤に押され、イトリゾールやラミシールの処方がめっきり減りましたが、新しく内服の爪水虫治療薬が出るようだ。

日本以外で販売されている国も無いということで情報が少ない。
抗真菌薬はイトリゾールやブイフェンドなど相互作用が多いという印象なので、この薬も危険な香りがしますが、ホスラブコナゾールはCYP3Aに対する阻害作用が弱いため、相互作用を起こす薬剤が少ないことが報告されてる。

申請品目の概要によると、ネイリンカプセルの用法は、
「通常、成人には1日1回1カプセル(ラブコナゾールとして100㎎)を12週間経口投与する。」
となっている。
イトリゾールの食直後、ラミシールの食後のように、食事関連の服用時点の縛りは無さそう。
イトリゾールのパルス療法と同じ期間、12週間という縛りはある。
爪の生え変わりの期間を考えると、6か月は続けたほうが良さそうだけど、ある程度角質の中にとどまって効果持続するのだろう。

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