更新日:2017年10月27日.全記事数:3,169件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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おたふく風邪で難聴?


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無菌性髄膜炎

おたふくかぜの予防接種は、予防接種法で定める定期接種ではなく、費用を自己負担して受ける任意接種です。
そのため接種率は高くありません。

以前は、定期接種としてMMRワクチン(麻疹、風疹、おたふく風邪の3種混合ワクチン)が行われていましたが、この中のおたふく風邪ワクチンの副作用で、無菌性髄膜炎が多発したために打ち切られました。

現在おたふく風邪の予防接種は単独で、以前よりは副作用の少ないワクチンを使っています。

そのワクチンでも、約2100人に1人の割合(0・05%)で無菌性髄膜炎を発症するとのデータがあります。おたふく風邪に自然に感染した後に起きる確率(3~10%)に比べれば格段に低いですが、積極的には勧めない医師も多いです。
おたふくかぜには治療薬がなく、髄膜炎を合併することが多く、できることなら、ワクチンで予防したい病気のひとつです。
先進国ではワクチンで予防が常識です。

ムンプス難聴

無菌性髄膜炎より心配なのが、ムンプス難聴です。

ほとんどは片耳に起き、聴力を完全に失うことが多く、確立した治療法はありません。

おたふく風邪に伴う難聴は、これまで1万5000人~2万人に1人の割合で起きる、まれな後遺症と思われていましたが、従来考えられていたより頻繁に起きている危険性が高いとも言われています。

おたふくかぜの感染経路

唾液の飛まつ感染で広まり感染力は比較的強く、集団生活の中で広がります。

おたふくかぜの潜伏期間

症状が出るのは接触があってから2~3週間後です。

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