2019年3月21日更新.3,396記事.5,979,523文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ビーマス配合錠は授乳婦に禁忌?

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ビーマス配合錠は授乳婦に禁忌?

ビーマス配合錠という下剤があります。
実際に処方は見たことが無い。
下剤の分類上は浸潤性下剤。難治性の便秘に試されることがあるのだろうか。

それは置いておいて、以前、ビーマス配合錠の禁忌には、

1. 急性腹症が疑われる患者〔増悪するおそれがある。〕
2. 重症の硬結便のある患者〔増悪するおそれがある。〕
3. 痙れん性便秘の患者〔増悪するおそれがある。〕
4. 授乳婦

と授乳婦がありました。
下剤が妊婦に禁忌というのはわかりますが、授乳婦のみに禁忌というのは、どういうことだコレと思っていました。

が、2016年2月の改訂で、禁忌ではなく、使用上の注意に格下げとなりました。

授乳中の婦人には投与しないことが望ましい。
〔カサンスラノールがヒト母乳中に移行し、乳児の下痢を起こすことがある。〕

ビーマス配合錠の成分は、カサンスラノールとジオクチルソジウムスルホサクシネート。

ビーマスが浸潤性下剤といわれるのは、ジオクチルソジウムスルホサクシネート(通称DSS)の界面活性剤としての働きによるもので、カサンスラノールのほうは腸蠕動運動亢進作用があるので大腸刺激性下剤という分類になる。

OTCでもジオクチルソジウムスルホサクシネートを含有する薬としてコーラックⅡなどがありますが、授乳婦には禁忌となっていません。
ジオクチルソジウムスルホサクシネートは授乳婦にも安心して使えます。

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「空腹時服用」でない薬は?

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薬剤師

食後に投与すると吸収が増加して副作用が出やすくなったり、吸収が低下して効果が出にくくなる医薬品がある。下記に食後に投与しない「空腹時(食間)服用」医薬品を挙げたが、1つだけ異なるものがある。それはどれか。
A. パゾパニブ(ヴォトリエント):チロシンキナーゼ阻害剤
B. エルロチニブ(タルセバ):チロシンキナーゼ阻害剤
C. クアゼパム(ドラール):睡眠障害改善剤
D. リセドロン酸(ベネット・アクトネル):ビスフォスフォネート製剤
E. イコサペント酸エチル(エパデール):EPA製剤

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