2019年1月15日更新.3,352記事.5,843,859文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ビオフェルミン配合散よりもラクトミン散のほうが効く?

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ラクトミンとは?

ビオフェルミン配合散は、「配合」と名に付く通り、複数の成分が入っています。
1g中ラクトミン6mgと糖化菌4mgの2種類。

ビオスリー配合散は、スリーなので3種類。
1g中ラクトミン10mg、酪酸菌50mg、糖化菌50mgの3種類。

なんとなく量だけでみると、ビオスリーのほうが効きそう。

で、ラクトミン単体の、ラクトミン散「イセイ」をみると、
当然成分はラクトミンのみ。
組成をみると、
「ラクトミン散「イセイ」は、1g中ラクトミン1g[1g中乳酸菌 (Streptococcus faecalis ) の生菌を1億~10億個を含む。]を含有する。」

???
確かにラクトミンの原末なので、1g中1g。
使用量も「1日3~9g」とビフェルミンの「1日3~9g」ビオスリーの「1日1.5~3g」と大差ない。

ラクトミン10mgよりも1000mgのほうが効くだろうと思う。
そもそもラクトミンとは何なのか?

ラクトミンは、「Streptococcus faecalis、Streptococcus faecium、Lactobacillus acidophilus、またはLactobacillus bulgaricusの生菌菌体を集め、乾燥した後、殿粉、乳糖、白糖など適当な賦形剤またはそれらの混合物と混合したもの」と定められている。ラクトミン – Wikipedia

・・・
ラクトミン自体に賦形剤が入っているということのようだ。

そのためラクトミン1g中に入っている菌の量が1gというわけではない。
ビオフェルミンやビオスリーに記載されているラクトミンの量は菌の量のようだ。
ラクトミン散イセイ1gに含まれている乳酸菌の菌数は1億~10億であり、乳酸菌1mgで約1億個ということなので、ラクトミン散1gに含まれる菌の量は1mg~10mgという計算になる。

ビオフェルミン錠とビオフェルミン散の違いは?

ビオフェルミン散の成分はラクトミン(乳酸菌)。

ビオフェルミン錠の成分はビフィズス菌。

乳酸菌は糖を分解して乳酸を作るのに対し、ビフィズス菌は、乳酸以外にも酢酸を作ります。

なぜに違う成分?

↓こちらの方が調べてくれていました。
ビオフェルミンのビフィズス菌とラクトミン こげぱんの日進月歩日記

ビオフェルミンからはビオスミン散というビフィズス菌入りの粉も販売されてるんですね。

むしろビオスミン錠としたほうがわかりやすかった。

まあ、ビオフェルミンのほうがネームバリューあるから、メーカーさんの事情的には仕方ないんだろうな。

ビオフェルミン/ラックビー

腸内で増殖し、乳酸等を産生して腸内菌叢を正常化。

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