更新日:2017年4月11日.全記事数:3,096件.今日の勉強

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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カプサイシン軟膏が痛みに効く?


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カプサイシン軟膏

痛みの治療で、病院から「カプサイシン軟膏」をもらっているという患者がいた。

カプサイシンってあの、温シップに入っている唐辛子の成分?
そんな軟膏あったっけ?
ということで調べてみた。

カプサイシン軟膏の調整法と作用機序

・帯状疱疹後神経痛、糖尿病性末しょう神経障害、慢性関節リウマチなどに使われる
・材料のカプサイシンは試薬
・鎮痛効果が出るまで時間がかかる
・使い始めは灼熱性の痛みを感じる

唐辛子の成分が痛みに効く作用機序としては、以下のように書かれている。

カプサイシンは赤唐辛子の刺激性の主成分で、急性期には血管の拡張や局所の刺激がおこるが、慢性的投与ではサブスタンスPを枯渇させて、疼痛閾値を上昇させることにより痛みやしびれを感じにくくすると言われている。また、カプサイシンを繰り返し投与すると、知覚神経の中の痛覚線維であるC線維を選択的に興奮させることにより脱感作が形成されるとも言われている。

皮膚科の門前とかだと、薬局製剤として作っているところもあるのだろうか。

カプサイシンが痛みに効くのであれば、冷シップよりも温シップのほうが痛みに効くということか?
温感成分としては、カプサイシンとかトウガラシエキスのほうが、ノニル酸ワニリルアミドよりも良いのだろうか?
謎は深まるばかり。

しかし間違っても、自己判断で、痛みのある部位に七味唐辛子を塗ってみようとは思わないでください。

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