更新日:2017年4月10日.全記事数:3,096件.今日の勉強

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ライゾデグは混ぜなくても良い?


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インスリン製剤の混和

インスリン製剤の中には、使用前によく混ぜる必要のあるものがある。

製剤名分類性状
ライゾデグ配合注フレックスタッチ混合溶解無色澄明
ノボラピッド30ミックス注フレックスペン混合型白色の懸濁液
ノボラピッド50ミックス注フレックスペン混合型白色の懸濁液
ノボラピッド70ミックス注フレックスペン混合型白色の懸濁液
ノボリン30R注フレックスペン混合型白色の懸濁液
ヒューマリン3/7注ミリオペン混合型白色の懸濁液
ヒューマログミックス25注ミリオペン混合型白色の懸濁液
ヒューマログミックス50注ミリオペン混合型白色の懸濁液
ノボリンN注フレックスペン中間型白色の懸濁液
ヒューマログN注ミリオペン中間型白色の懸濁液
ヒューマリンN注ミリオペン中間型白色の懸濁液
ノボリンN注フレックスペン中間型白色の懸濁液

中間型のインスリン製剤は、インスリンを結晶化して作用持続時間を延ばしたものです。
サケの精子から抽出したプロタミンや亜鉛を添加して結晶化してあります。
結晶化してあるので、十分な混和が必要です。

混合型も混和が必要です。
混合型で混和が必要なのは、2種類が混ざっているから、というわけではなく、前述した結晶化された中間型のインスリン製剤が混ざっているからです。

ライゾデグは、インスリン デグルデク(トレシーバ)とインスリン アスパルト(ノボラピッド)の混合製剤で、結晶化された中間型のインスリン製剤を含まないので、混和が不要なのです。

ノボラピッド30ミックス注を使っている患者がライゾデグに変更されて、血糖値が安定することがありますが、中間型と持続型製剤の違いだけでなく、使用前の混和が必要なくなったという理由もあるだろう。

入院時にすでに説明を受けてきているので、薬局の服薬指導でインスリンの手技などの説明をする機会は少ないかも知れないが、薬が変更になったときなど、薬局での説明が重要になるので、基本的なことは知っておきたい。

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