2018年12月10日更新.3,339記事.5,761,897文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。
2型糖尿病

インスリン分泌障害と、インスリン抵抗性の亢進が様々な程度で関与して起こる糖尿病。
生活習慣病の代表ともいうべき疾患で、全糖尿病に占める割合は95%以上である。

2型糖尿病は1型糖尿病と異なり進行が緩徐であるため、発症しても長期間自覚症状がなく気づかれなかったり、早期に診断されても自覚症状がないため受診・治療を中断してしまったりすることが多い。しかし、この間にも合併症は進行していく。

何らかの自覚症状が出現してようやく受診したときには、すでに合併症が存在していたり、合併症が重症化していたりする。
このため、高血圧と同様に「サイレントキラー」とよばれることもある。
したがっ早期発見・早期治療が最も重要である。

2型糖尿病の発症には、インスリン分泌障害とインスリン抵抗性が関与しており、ともに複数の遺伝因子によって規定されている。
さらに、インスリン抵抗性には主に生活習慣に起因する環境因子も大きく関与している。
インスリン分泌障害とインスリン抵抗性の関与の程度は一人一人異なる。