2018年10月23日更新.3,351記事.5,706,842文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。
LAMA

迷走神経終末から放出されるアセチルコリンは気道平滑筋に対して収縮作用を有する。
これに拮抗することにより、気管支拡張する。

コリン作動性神経(迷走神経)から遊離されるアセチルコリンが気道平滑筋のムスカリン受容体(M3)に作用すると気道平滑筋が収縮する。
抗コリン薬はアセチルコリンのM3受容体刺激を阻害することで気管支拡張作用を示す。
抗コリン薬は喘息の治療においては吸入β2刺激薬に比べて気管支拡張作用も弱く、効果の発現も遅いので第一選択薬としては用いられない。

COPDの第一選択薬に位置づけられている。
COPD合併の高齢者の喘息にも適している。
COPDの気道収縮は主に迷走神経から遊離されるアセチルコリンにより生じるので、COPD患者では抗コリン薬が最も優れた気管支拡張効果を示す。

副作用には、口内乾燥、眼圧上昇、心悸亢進、排尿困難などがある。
前立腺肥大症や緑内障の患者には禁忌である。