2018年11月20日更新.3,346記事.5,749,708文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。
肝斑

肝斑は30歳くらいから、主として女性の顔面に対側性に境界明瞭な褐色調の色素斑として現れます。
通常、左右対称性に認められます。

下眼瞼や鼻背には生じません。
妊娠やピルの内服により肝斑が出現したり、着色が増強することから、女性ホルモン、ことにエストロゲンの影響が考えられます。

鑑別すべき疾患としては、後天性真皮メラノサイトーシスがあります。
思春期から中年の女性で、額の両端や頬骨部などに灰褐色で直径1~3mmの点状色素斑を多発します。

太田母斑が片側性に生じるのに対し、後天性真皮メラノーシスでは両側性に生じる点が異なっています。
時には、日光黒子も肝斑と区別する必要があります。

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薬剤師