2018年12月18日更新.3,342記事.5,770,694文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。
牛乳アレルギー

牛乳アレルギー患者では乳タンパク質のカゼインを添加物として含有する製剤に注意が必要である。
主としてタンニン酸アルブミン製剤や乳酸菌製剤が挙げられる。
経腸栄養剤や一部の制酸・緩下剤、高血圧狭心症治療剤にもカゼインが配合され、これらの医療用医薬品は牛乳アレルギー患者には投与禁忌である。
タンニン酸アルブミンや乳酸菌製剤は急性胃腸炎の腸管の透過性が亢進している状況下で使用されるため重篤なアナフィラキシーも起こり得る。
そのほか、感受性の高い患者では薬剤の賦形剤として使用されている乳糖や口腔ケアを目的に使用されるCPP-ACP(リカルデント)にも留意する必要がある。