2018年12月18日更新.3,342記事.5,770,694文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。
浸潤性下剤

浸潤性下剤は、ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)が主成分として使用されることが多い便秘薬です。

この成分は、化学成分である界面活性剤です。浸潤性下剤では、ジオクチルソジウムスルホサクシネートが、便の表面張力を小さくしようと働きかけてくれます。
そして、水分を便に浸透させて軟らかくし、便を排出しやすくします。
ジオクチルソジウムスルホサクシネートは、単体で使用すると、働きが弱いものです。
なので、便秘薬では、腸を刺激する刺激性下剤の成分と一緒に使うことで、より排便に効果的な薬になっていることが多いです。
有名な薬だと、コーラックやベンコールなどがこのタイプの薬です。薬の作用は、数日間続くことがあります。
便秘の中でも、腸管が緊張しすぎてしまう痙攣性便秘に効果的だと言われています。