2018年12月18日更新.3,342記事.5,770,694文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。
メトグルコ

ビグアナイド系経口糖尿病薬。

ビクアナイド剤は、1970年代後半にフェンホルミン(日本では未発売)による重篤な乳酸アシドーシスが問題となり、世界的に使用量が減少した。

日本で中心的に使用されてきたビグアナイド剤であるメトホルミンも、乳酸アシドーシスに対する懸念などから、最高投与量が1日750mgまでとされるなど、使用が制限された状態が続いていた。

1990年代になって、世界的にビグアナイド剤が見直され、メトホルミンを使った大規模臨床試験が欧米で実施された。

その結果、メトホルミンは、これまで広く使用されてきた経口糖尿病薬であるスルホニルウレア剤(SU剤)と比較しても、体重増加が認められず、インスリン抵抗性を改善する効果があるなど、メリットがあることが明らかになった。

メトホルミン服用者での乳酸アシドーシスの発生頻度は、フェンフォルミンに比べて低いことも明らかになった。