2018年12月18日更新.3,342記事.5,770,694文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。
ベタニス

選択的β3アドレナリン受容体作動薬。

・ミラベグロンは、動物実験で生殖器系への影響が認められており、添付文書の警告には生殖可能な年齢の患者への投与はできる限り避けることとされている。
・ミラベグロンには肝薬物代謝酵素のチトクロームP450(CYP)2D6を阻害する作用があり、CYP2D6で代謝される薬剤との併用には注意を要する。
特に、抗不整脈薬のフレカイニド酢酸塩(タンボコール)とプロパフェノン塩酸塩(プロノン)は、血中濃度が上昇して心室性不整脈などを誘発する恐れがあるため、併用禁忌となっている。
・ミラベグロンは空腹時に服用すると血漿中の濃度が高くなることが示されているため、必ず食後に服用する。
・徐放性製剤であることから、割ったり、すりつぶしたりすると徐放性が失われ、薬物動態が変わる恐れがあるため、かまずにそのまま服用するように指導する。